スパイシーソフト(株)が運営する携帯電話向けアプリのポータルサイト“アプリ★ゲット”にて、au携帯電話機のオープンアプリプレーヤーを利用したゲームアプリコンテスト“オープンアプリ・ゲームコンテスト for au Java on BREW”の作品募集が本日開始された。
オープンアプリとは、au携帯電話のBREWプラットホームでKDDI(株)/クアルコム社の承認を必要としないJavaアプリを利用できる環境のこと。au携帯電話機上で“オープンアプリプレーヤー”を利用することで、Javaアプリを動作できる。
KDDIは2006年10月に、オープンアプリの仕様を公開し、「2007年春モデルからオープンアプリプレーヤーを搭載した端末が発売される」と発表していた(関連記事)。1月16日に発表された春モデルのうち、『W51CA』(カシオ計算機(株)製)、『W51H』((株)日立製作所製)、『W51S』(ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ(株)製)、『W51SA』(三洋電機(株)製)でオープンアプリプレーヤーを利用できる。
オープンアプリ・ゲームコンテストは、4月中旬まで開催され、本日から3月15日までが作品募集期間となる。その後、3月中旬から4月上旬までを審査期間とし、4月中旬に審査結果が発表される。表彰式は東京都内で4月に開催される予定だ。
作品の募集部門は、既存アプリの移植を行なう“移植部門”と“新作部門”の2つに分かれている。応募条件として他者の著作権などの諸権利を侵害していないものなど、アプリ★ゲットの作品応募規約に準ずるほか、出版やイベント、モバイルなどへの第三者への紹介を許諾するものとなる。詳しくは同サイトを参照していただきたい。
各部門での入賞予定人数と賞金は以下の通り。
- 移植部門
- 最優秀賞:1名(100万円)
- 優秀賞:1名(50万円)
- カテゴリ賞(佳作):7名(10万円)
- 新作部門
- 最優秀賞:1名(100万円)
- 優秀賞:1名(50万円)
- 佳作:3名(10万円)
作品を応募するには、まずアプリ★ゲットサイトにて作者登録を行ない、“作者サポートサイト”からログインした後、“アプリ新規登録→オープンアプリ”と選択して必要事項を記入すれば応募できる。
また、応募された作品は随時公開されて遊べるようになるほか、携帯電話向けJavaアプリ開発の第一人者である布留川英一(ふるかわ えいいち)氏によるアプリ開発講座が全12回で行なわれている。
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