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四本淑三の「ミュージック・ギークス!」 第17回

ニコニコ動画に住む「家族」 スズナリさん家の歌作り

2010年02月27日 12時00分更新

文● 四本淑三

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鈴鳴ちりん・選


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ひこうき雲

ひこうき雲/荒井由美 (1973)

 当時のユーミンの作品は、歌詞もメロディも興味深い。情景描写のみで悲しみや喜びや愛しさを表現してしまう言葉選びが好き。メロディはいつまでたっても色あせない。当時「ひこうき雲」は、かなりセンセーショナルな作品だったのだろうな。


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Penguin Cafe Orchestra

Penguin Cafe Orchestra/Penguin Cafe Orchestra (1981)

 ある日、ペンギンに変装したバレリーナがペンギンカフェオーケストラの曲をバックに踊っていた。それを見てすぐに私はバレエを習い始めました。残念ながらバレエのお稽古は7ヵ月でギブアップしましたが、ペンギンカフェオーケストラはいつまでも大好きです。


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G N' R Lies

G N' R Lies/Guns N' Roses (1988)

 ハードロック好きです。東京ドーム公演、2回行きました。趣味の合う友人がいなくて、一人で行きました(涙) ええ、楽しかったわ! 「PATIENCE」って曲が良いんですよ。「忍耐」という意味で、これはギターのイジー・ストラドリンが、キレやすい相棒アクセル・ローズへ送ったメッセージソングなのかも……?


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シャイン

シャイン/オリジナル・サウンドトラック (1996)

 ピアニスト、デヴィット・ヘルフゴットの物語。彼はラフマニノフのピアノ協奏曲第3番という奇異な曲に翻弄され、精神が混乱してしまう……。彼自身が奏でるピアノ曲を多く含み、その音色には彼の繊細な心が映し出されています。サントラゆえに曲が短いですが、次々と間を置かず流れるので長い組曲のよう。


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AMELIE FROM MONTMARTRE 「アメリ」オリジナル・サウンドトラック

アメリ/オリジナル・サウンドトラック (2001)

 「アメリ」は今のところマイベストワンシネマ。思い入れが強すぎて気軽に鑑賞できない作品。サントラもおすすめです。アコーディオンの演奏がすばらしく、一瞬でパリの町並みへ誘う。バンクーバー五輪の男子フィギュアで、フランスの選手(フローラン・アモディオ)がアメリの曲を使ってましたね。


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Feels Like Home

Feels Like Home/Norah Jones (2004)

 これを聴くと、頭の中がゆるんでとてもリラックスできる。もともとアコースティックなサウンドが好きなのですが、特にこの作品のピアノの音とアコギの音はたまりません。このアルバムって一枚通して同じテンションで聴いていられるのがうれしい!


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ヤエル・ナイム

Yael Naim & David Donatien/Yael Naim (2007)

 MacBook AirのCMに起用された「New Soul」目当てでおんさんが購入してきた。で、聴かせてもらいました。あれ? 歌詞が読めない文字! ヘブライ語で歌ってる曲が! しかし、ヘブライ語ってこんなに耳心地のよいものなのか! と。この人の声、私好みです。



著者紹介――四本淑三

 1963年生まれ。高校時代にロッキング・オンで音楽ライターとしてデビューするも、音楽業界に疑問を感じてすぐ引退。現在はインターネット時代ならではの音楽シーンのあり方に興味を持ち、ガジェット音楽やボーカロイドシーンをフォローするフリーライター。

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