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印南敦史の「ベストセラーを読む」

印南敦史の「ベストセラーを読む」

2024年03月28日 07時00分更新

文● 印南敦史

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  • AI時代こそ“教養”が必要なワケ

    2024年03月28日 07時00分

    トピックス

    『世界のエリートが学んでいる 教養書必読100冊を1冊にまとめてみた』(永井孝尚 著、KADOKAWA)を読む

    最終回  AI時代こそ“教養”が必要なワケ

    『世界のエリートが学んでいる 教養書必読100冊を1冊にまとめてみた』(永井孝尚 著、KADOKAWA)書評。教養とは問題の本質を構造的にとらえるために必要なものであり、古典を読むことでじわじわと身につけていける。

  • 「医者は儲かる」は本当か

    2024年03月21日 07時00分

    トピックス

    『開業医の正体-患者、看護師、お金のすべて』(松永正訓 著、中公新書ラクレ)を読む

    第30回  「医者は儲かる」は本当か

    『開業医の正体-患者、看護師、お金のすべて』(松永正訓 著、中公新書ラクレ)書評。現役医師が赤裸々に語った懐事情から、「医者は儲かる」というステレオイメージがあてはまるほどラクな仕事ではないことがわかった。

  • 『思考の整理学』売れ続ける理由

    2024年03月14日 07時00分

    トピックス

    『ワイド新版 思考の整理学』(外山滋比古 著、筑摩書房)を読む

    第29回  『思考の整理学』売れ続ける理由

    『ワイド新版 思考の整理学』(外山滋比古 著、筑摩書房)書評。2009年に東京大学で実施された特別講義が「新しい頭の使い方――『思考の整理学』を読んだみなさんへ伝えたいこと」として新たに加えられている。

  • 樹木希林さんが亡くなった後、内田也哉子さんが考えたこと

    2024年03月07日 07時00分

    トピックス

    『BLANK PAGE 空っぽを満たす旅』(内田也哉子 著、文藝春秋)を読む

    第28回  樹木希林さんが亡くなった後、内田也哉子さんが考えたこと

    『BLANK PAGE 空っぽを満たす旅』(内田也哉子 著、文藝春秋)書評。樹木希林さんが亡くなったあと、内田也哉子さんはいろいろな人たちと対話をすることになった。

  • 親から受けた“毒”を子どもに与えないために

    2024年02月29日 07時00分

    トピックス

    『毒母は連鎖する 子どもを「所有物扱い」する母親たち』(旦木瑞穂 著、光文社新書)を読む

    第27回  親から受けた“毒”を子どもに与えないために

    『毒母は連鎖する 子どもを「所有物扱い」する母親たち』(旦木瑞穂 著、光文社新書)を読む。毒親から受けた毒を子どもに与えないためには何が必要なのか。

  • 歳をとるほど“ゆるく生きる”ことが重要になるワケ

    2024年02月22日 07時00分

    トピックス

    『ゆるく生きれば楽になる: 60歳からのテキトー生活』(和田秀樹 著、河出新書)を読む

    第26回  歳をとるほど“ゆるく生きる”ことが重要になるワケ

    『ゆるく生きれば楽になる: 60歳からのテキトー生活』(和田秀樹 著、河出新書)を読む。歳をとるほどストレスがたまりやすくなり、力を抜いて生きることが重要になる。

  • 「カイジだったらこんなときどうする?」絶望的な状況を乗り越える“漫画思考”の仕事術

    2024年02月15日 07時00分

    トピックス

    第25回  「カイジだったらこんなときどうする?」絶望的な状況を乗り越える“漫画思考”の仕事術

    『武器としての漫画思考』(保手濱 彰人 著、PHP研究所)を読む。ビジネスの絶望的な状況を乗り越えるのに必要なのは“漫画的思考”だった。

  • 辞書から消えたことばたち「MD」「コギャル」など

    2024年02月08日 07時00分

    トピックス

    『三省堂国語辞典から 消えたことば辞典』(見坊行徳、三省堂編修所 著、編集 三省堂)を読む

    第24回  辞書から消えたことばたち「MD」「コギャル」など

    『三省堂国語辞典から 消えたことば辞典』(見坊行徳、三省堂編修所 著、編集 三省堂)を読む。辞書から消えたことばをたどっていくと、たんなる死語にとどまらない面白さがあった。

  • 母が亡くなったとき「やっと解放されたんだな……」という思いが頭をよぎった

    2024年02月01日 07時00分

    トピックス

    『「親がしんどい」を解きほぐす』(寝子 著、KADOKAWA)を読む

    第23回  母が亡くなったとき「やっと解放されたんだな……」という思いが頭をよぎった

    『「親がしんどい」を解きほぐす』(寝子 著、KADOKAWA)書評。昨年の5月に母が亡くなったとき、「やっと解放されたんだな……」というような思いが頭をよぎった。私のような思いを抱く人には、本書を手に取ってみてほしい。

  • 「少しでも自由になるお金を」年金もらって“ホームレス”に

    2024年01月25日 07時00分

    トピックス

    第22回  「少しでも自由になるお金を」年金もらって“ホームレス”に

    『ルポ 路上生活』(國友公司 著、彩図社)書評。ホームレスと一口に言っても、事情は様々だ。中には年金をもらいながらあえてホームレスとして生きる道を選んだ人もいる。

  • 「最近の若者」いない説。年齢による違いは消えていっている

    2024年01月18日 07時00分

    トピックス

    『消齢化社会 年齢による違いが消えていく! 生き方、社会、ビジネスの未来予測』(博報堂生活総合研究所 著、インターナショナル新書)を読む

    第21回  「最近の若者」いない説。年齢による違いは消えていっている

    『消齢化社会 年齢による違いが消えていく! 生き方、社会、ビジネスの未来予測』(博報堂生活総合研究所 著、インターナショナル新書)を読む。価値観や消費行動は年齢で決められなくなった。

  • 赤ちゃんポストは「子どもの権利」という視点で考えるべきだ

    2024年01月11日 07時00分

    トピックス

    『赤ちゃんポストの真実』(森本修代 著、中公文庫)を読む

    第20回  赤ちゃんポストは「子どもの権利」という視点で考えるべきだ

    『赤ちゃんポストの真実』(森本修代 著、中公文庫)を読む。赤ちゃんポストの背景にある社会的な問題こそ、避けて通らずに議論すべきだという指摘は説得力がある。

  • 「コロッケが爆発しました」刑務所の受刑者たち、“クサくないメシ”作りに奮闘

    2024年01月04日 07時00分

    トピックス

    『めざせ! ムショラン三ツ星 刑務所栄養士、今日も受刑者とクサくないメシ作ります』(黒栁桂子 著、朝日新聞出版)を読む

    第19回  「コロッケが爆発しました」刑務所の受刑者たち、“クサくないメシ”作りに奮闘

    『めざせ! ムショラン三ツ星 刑務所栄養士、今日も受刑者とクサくないメシ作ります』(黒栁桂子 著、朝日新聞出版)を読む。刑務所では受刑者が給食を自分たちで作っているが、そこには独特の世界がある。

  • 一流大の女子大生がデリへルで働くしかない日本の異常さ

    2023年12月28日 07時00分

    トピックス

    『貧困女子の世界』(中村淳彦 編著、宝島SUGOI文庫)を読む

    第18回  一流大の女子大生がデリへルで働くしかない日本の異常さ

    『貧困女子の世界』(中村淳彦 編著、宝島SUGOI文庫)を読む。風俗で働かないと大学に通えず、生活ができない女子大生が非常に多い。これが“日常”であることが、この国の異常さのあらわれだ。

  • 貧しい子どもに劣等感を植えつける、日本の“教育格差”問題

    2023年12月21日 07時00分

    トピックス

    『世界と比べてわかる 日本の貧困のリアル』(石井光太 著、PHP文庫)を読む

    第17回  貧しい子どもに劣等感を植えつける、日本の“教育格差”問題

    『世界と比べてわかる 日本の貧困のリアル』(石井光太 著、PHP文庫)を読む。日本の貧困は見えにくい“格差”という形で存在している。

  • 黒柳徹子さん「窓ぎわのトットちゃん」42年ぶりの続編に懸けた思い

    2023年12月14日 07時00分

    トピックス

    『続 窓ぎわのトットちゃん』(黒柳徹子 著、講談社)を読む

    第16回  黒柳徹子さん「窓ぎわのトットちゃん」42年ぶりの続編に懸けた思い

    『続 窓ぎわのトットちゃん』(黒柳徹子著、講談社)を読む。42年ぶりに書かれた新作は、戦中に生きる親子の物語だった。

  • 社会人の勉強がはかどる2つのタイミング

    2023年12月07日 07時00分

    トピックス

    『一生頭がよくなり続ける すごい脳の使い方』(加藤俊徳 著、サンマーク出版)を読む

    第15回  社会人の勉強がはかどる2つのタイミング

    『一生頭がよくなり続ける すごい脳の使い方』(加藤俊徳 著、サンマーク出版)書評。社会人の仕事がはかどるのは、「朝」と「仕事終わり直後」の2つだという。

  • 防衛大学校という“ジャングル”の日常は、吹き出しそうになるほどおもしろい

    2023年11月30日 07時00分

    トピックス

    『今日も小原台で叫んでいます 残されたジャングル、防衛大学校』(ぱやぱやくん 著、KADOKAWA)

    第14回  防衛大学校という“ジャングル”の日常は、吹き出しそうになるほどおもしろい

    『今日も小原台で叫んでいます 残されたジャングル、防衛大学校』(ぱやぱやくん 著、KADOKAWA)を読む。元学生の立場から、謎多き防大の実態に迫ったノンフィクション。個性派だらけの日常がおもしろすぎる。

  • 年収300万円が年収1000万円にアップする転職ワザ

    2023年11月23日 07時00分

    トピックス

    『年収300万円から脱出する「転職の技法」』(森田 昇 著、日本能率協会マネジメントセンター)を読む

    第13回  年収300万円が年収1000万円にアップする転職ワザ

    『年収300万円から脱出する「転職の技法」』(森田 昇 著、日本能率協会マネジメントセンター)書評。転職を通じて年収300万円を10年間で年収1000万円にするためのポイントは「軸ずらし」の考え方にあるという。

  • 波平さんの毛を抜いたら何罪?

    2023年11月16日 07時00分

    トピックス

    『おとな六法』(岡野武志、アトム法律事務所 著、クロスメディア・パブリッシング)を読む

    第12回  波平さんの毛を抜いたら何罪?

    『おとな六法』(岡野武志、アトム法律事務所 著、クロスメディア・パブリッシング)書評。「波平さんが大切にする1本の髪の毛を抜くのは犯罪ですか?」など身近なモチーフから法律を理解できる1冊。

  • 目標達成できる人とできない人の違い

    2023年11月09日 07時00分

    トピックス

    『目標達成トレーニング』(大高弘之 著、アチーブメント出版)を読む

    第11回  目標達成できる人とできない人の違い

    『目標達成トレーニング』(大高弘之 著、アチーブメント出版)を読む。目標を達成できる人とできない人の違いは、目標を“通過点”と考えるかどうかにある。

  • 人生を上昇気流に乗せる5つの考え方

    2023年11月02日 07時00分

    トピックス

    『逆張り思考 戦わずに圧倒的に勝つ人生戦略』(成田修造 著、KADOKAWA)を読む

    第10回  人生を上昇気流に乗せる5つの考え方

    『逆張り思考 戦わずに圧倒的に勝つ人生戦略』(成田修造 著、KADOKAWA)書評。安定を捨て、先の見えない暗闇に進むのが「逆張り思想」だ。その中で著者がつかんだ、人生を上昇気流に乗せるための考え方が5つある。

  • 人間は「脂肪25%の牛肉」より「赤身75%の牛肉」が健康的だと感じてしまう

    2023年10月26日 07時00分

    トピックス

    『イェール大学集中講義 思考の穴──わかっていても間違える全人類のための思考法』(アン・ウーキョン 著、花塚 恵 訳、ダイヤモンド社)を読む

    第9回  人間は「脂肪25%の牛肉」より「赤身75%の牛肉」が健康的だと感じてしまう

    『イェール大学集中講義 思考の穴──わかっていても間違える全人類のための思考法』(アン・ウーキョン 著、花塚 恵 訳、ダイヤモンド社)を読む。人間は「赤身75%の牛肉」が「脂肪25%の牛肉」より健康的だと感じてしまう。

  • イーロン・マスク、父親の呪縛から逃れられない成功者の素顔

    2023年10月19日 07時00分

    トピックス

    『イーロン・マスク』(ウォルター・アイザックソン 著、井口耕二 訳、文藝春秋)を読む

    第8回  イーロン・マスク、父親の呪縛から逃れられない成功者の素顔

    『イーロン・マスク』(ウォルター・アイザックソン 著、井口耕二 訳、文藝春秋)を読む。成功には彼自身のパーソナリティが影響しているが、父親のエロールから受けた心の傷の影響も小さくないようだ。

  • ChatGPTがすごくて危険なのは、ウソでも「もっともらしく」言えてしまうところ

    2023年10月05日 07時00分

    トピックス

    『ChatGPTの全貌 何がすごくて、何が危険なのか?』(岡嶋裕史 著、光文社新書)を読む

    第7回  ChatGPTがすごくて危険なのは、ウソでも「もっともらしく」言えてしまうところ

    『ChatGPTの全貌 何がすごくて、何が危険なのか?』(岡嶋裕史 著、光文社新書)書評。ChatGPTがすごくて危険なのは、たとえ話の中身がウソであっても演算によって「もっともらしい」会話ができてしまうところだ。

  • 財務省はカルト教団化している 森永卓郎氏が知ってほしかった「真実」

    2023年09月28日 07時00分

    トピックス

    『ザイム真理教――それは信者8000万人の巨大カルト』(森永卓郎 著、三五館シンシャ)を読む

    第6回  財務省はカルト教団化している 森永卓郎氏が知ってほしかった「真実」

    『ザイム真理教――それは信者8000万人の巨大カルト』(森永卓郎 著、三五館シンシャ)を読む。「予算における支出と収入は一会計年度で一致すべきだ」という財政均衡主義の考え方は教義的だ。

  • SNSで“必要以上に”叩いてしまう人たちの危うさ

    2023年09月21日 07時00分

    トピックス

    『世界はなぜ地獄になるのか』(橘 玲 著、小学館新書)を読む

    第5回  SNSで“必要以上に”叩いてしまう人たちの危うさ

    『世界はなぜ地獄になるのか』(橘 玲 著、小学館新書)を読む。ポリティカル・コレクトネスとキャンセルカルチャーの時代、私たちはもっと身近な事柄に目を向けるべきだ。

  • AIに理解できない、ことば本来の意味

    2023年09月14日 07時00分

    トピックス

    『言語の本質-ことばはどう生まれ、進化したか』(今井むつみ、秋田喜美 著、中公新書)を読む

    第4回  AIに理解できない、ことば本来の意味

    『言語の本質-ことばはどう生まれ、進化したか』(今井むつみ、秋田喜美 著、中公新書)を読む。AIも言葉を扱うが、本来の意味を知るためには人間の身体性が必要になってくる。

  • 「ペットロス」ということばは軽すぎる 「親ロス」とは言わないのに……

    2023年09月07日 07時00分

    トピックス

    『ペットロス いつか来る「その日」のために』(伊藤秀倫 著、文春新書)を読む

    第3回  「ペットロス」ということばは軽すぎる 「親ロス」とは言わないのに……

    『ペットロス いつか来る「その日」のために』(伊藤秀倫 著、文春新書)は、ペットロスと、その言葉が生まれた過程について書かれている。重要なのはペットを持つ人と持たない人の歩み寄りだ。

  • 死を目前にした坂本龍一さん 想いと強さがあらわれたことば

    2023年08月31日 07時00分

    トピックス

    『ぼくはあと何回、満月を見るだろう』(坂本龍一 著、新潮社)を読む

    第2回  死を目前にした坂本龍一さん 想いと強さがあらわれたことば

    坂本龍一さんの自伝『ぼくはあと何回、満月を見るだろう』(新潮社)を紹介。死を目前にした坂本さんの強さと想いがあらわれた一冊だ。

  • 「休日が取れなくなって1057日目」ぎりぎりのコンビニオーナーが、それでもコンビニを経営してよかったと思えた瞬間

    2023年08月24日 07時00分

    トピックス

    『コンビニオーナーぎりぎり日記』(仁科充乃/著)を読む

    第1回  「休日が取れなくなって1057日目」ぎりぎりのコンビニオーナーが、それでもコンビニを経営してよかったと思えた瞬間

    過酷すぎる毎日を送るコンビニオーナーが、それでもコンビニをやってよかったと思える瞬間とは。さまざまな業界に生きる人たちの実像を描いた日記シリーズの最新刊『コンビニオーナーぎりぎり日記』(仁科充乃/著)を紹介。

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