みなさんごきげんよう! オーバークロックのし過ぎで暖房いらずの快適生活を送っているオーバークロッカーの清水です。今年はインテルもAMDも多くのCPUが発売されて楽しい一年でした。その最後を締めくくるに相応しいネタをお届けします。
今回テストするのは、インテルのCore Xシリーズ最上位モデルである「Core i9-9980XE Extreme Edition」(以下、Core i9-9980XE)です。
内部の熱伝導材がソルダリング(ハンダ)に変更されたことが最大の変更点ですが、オーバークロック(以下、OC)の耐性はどれ程向上したのかは気になるところです。熱伝導材にグリスを使用する「Core i9-7980XE Extreme Edition」(以下、Core i9-7980XE)との比較も行ないつつ検証してみます。
テスト環境 | |
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CPU | Intel「Core i9-9980XE Extreme Edition」(18コア/36スレッド、3.0GHz、最大4.5GHz) Intel「Core i9-7980XE Extreme Edition」(18コア/36スレッド、2.6GHz、最大4.2GHz) |
CPUクーラー | CORSAIR 「H115i」(280mmラジエーター、14cmファン×2基) |
マザーボード | ASRock「X299 Taichi XE」 |
メモリー | A-DATA「AX4U413338G19-DR80」(DDR4-2666で使用、8GB×2枚を2キット使用) |
ビデオカード | GeForce GT520 |
電源ユニット | ENERMAX 「MaxTyan EDT1250EWT」(80PLUS TITANIUM、1250W) |
PCケース | マザーボードの梱包材のスポンジ(オリジナルカット) |
OS | Windows 10 Pro(64bit) |
グリス | Thermal Grizzly「Kryonaut」 |
電力計 | Electronic Educational Devices「Watts Up? PRO」 |
室温 | 25度 |
検証担当者 | 清水貴裕(31歳、猫5匹の父) |
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