アスキー編集部は、主要格安SIMの速度調査を開始しています。平日毎日12時、15時、18時の計3回、格安SIM12回線の通信速度を計測し、当日の夜に記事を更新(バックナンバーはこちら)。毎日計測すれば、おのずと数字の差が出てくるわけで、わかりやすく比較できるという発想です。
しかし、速度は重要ですが、あくまでも物差しの一つでしかありません。スピード以外の部分でも差はあります。問題は、何を基準に選ぶかです。どういう使い方を求めているか、といったほうが正確でしょうか。
速いに越したことはありませんが、とえば速度が似たような事業者なら、安いほうを選びたくなるのが当然です。とはいえ、そこは競争の世界、月額料金にそれほど大きく差があるわけではない。
カギになってくるのは、たとえば新規契約、学割、複数回線申込などを対象としたキャンペーンのような、オトクになってくる要素です。“格安”SIMなわけですから、せっかく利用するなら、なるべく安上がりにすませたいものです。
逆にいえば、月々の出費を抑えたいなら、回線速度を重視しない発想もあります。速度を取るか、料金を取るか。使い方にあわせたプラン選びが肝心になってくるのですが、むずかしいのは、たとえば1ヵ月に「3GBちょっとぐらい使う」場合。月々の使用量が3GBにするべきか、もう少し余裕のあるプランにするべきか。
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