選ばれし者の恍惚と不安、二つMVNOにあり。もはや多くの人にとって当たり前の存在になりつつある格安SIMですが、気になる要素の一つに「通信速度」が挙げられます。
サブブランドはラッシュ時でも速度が下がらないとか、あのMVNOは速い/遅いとか、いろいろ言われることが多いのですが、実際のところはどうなのでしょうか。測ってみないとわかりませんよね。
そこで、アスキー編集部は独自に主要格安SIMの速度を調査を始めました。平日毎日12時、15時、18時の計3回、格安SIM12回線の通信速度を計測し、当日の夜に記事を更新しています(例:2月2日分はこちら)。とにかく、片っ端から毎日計測すれば、おのずと数字が出てくるわけで、わかりやすく比較できるだろうという方法です。
実際にスピードテストをしてみると、auのサブブランドである「UQ mobile」とSoftbankのサブブランドである「Y!mobile」は安定しているが、はたして最速なのか? という疑問への答えや、使い方に合わないプランだと格安SIMが「格安」ではなくなる仕組みなどが浮かび上がってきました(関連記事)。
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ちなみに計測につかっているのはASUS「ZenFone Live」ですが、12回線の速度を計測しているため、端末を12台稼働させています。SIMの入れ換えの手間を省くために端末を同じ数だけ用意したわけですが、計測担当のちゅーやんの机の下がパニックになっています。計測はもちろん、充電するだけでもけっこうに手間ですが、これも読者の皆さまにデータをしっかりお届けするためです。
単純に見た目がごちゃごちゃしているだけなら、ちゅーやんが泣くだけでいいのですが、いざ計測を始めてみたところ、もっと大きな問題にぶち当たりました。通信制限です。スピードテストは「ギガが減る」のです。盲点でした。まさか、動画も見ない、SNSもしないのに、通信制限に悩まされることになろうとは……。
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