11月16日は第3木曜日。すなわち「ボジョレー・ヌーボー」の解禁日でした。
ボジョレー・ヌーボーはフランスはローヌ県北部、ソーヌ=エ=ロワール県の数ヵ所のコミューンで生産されているボジョレーワインの新酒。販売業者の人々による、ちょっとおおげさな評価も有名です。いわく、「○○年に一度の当たり年」とか、「過去○○年の間で最高」とか。
昨年は本連載で、販売業者らの評価から近年の当たり年をチェックしてみましたが(関連記事)、「過去20年で最高なのは2011年」(らしい)というまったく不毛な結論になりました。まあ、そういう冗談になるぐらい、この時期の定番になっているわけですね。
しかしながら、ここ1〜2年のボジョレー・ヌーボーは、もったいぶった感じではなく、もう少し落ち着いた表現で売り出されることが多いようです。
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