今度の日曜は母の日ですね! 世の中にはいろいろなタイプの「お母さん」がいますが、いつだって頼もしくありがたい存在なのは、どこも共通かもしれません。
成人するまでは毎日顔を合わせ、それなりにウチの母親は私の仕事や日常生活を把握していましたが、さすがに1000kmも距離が離れてしまうと、その行動把握はたまの電話だけになってしまいました。実家に帰ったときにはちょこちょこ「あんたいまなにしとるんね?」と聞かれはしますが、さすがに仕事内容が複雑すぎて(しかもいろいろと専門的過ぎて)、話しているうちに「うーん、なんかよくわからんけど頑張ってるのはわかった」と言われるのが常です。
そんな仕事内容を把握していない母親、たまーに仕事中に連絡を入れてくることがありました。だいたいはパソコンのトラブル。そんなとき私は黙ってサポートセンターと化していたのですが、一度だけ、ちょっと内容の違う問い合わせがありました。しかも、娘である私の仕事を知ってか知らないでか、その話の内容で私の心がえぐられる展開になってしまったのです……。
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