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MCコジマのカルチャー編集後記 第176回

マクドナルド「グラン」はビーフではなくバンズに注目

2017年04月06日 08時00分更新

文● コジマ/ASCII

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 マクドナルドの新レギュラー「グラン」シリーズ。本格肉厚ビーフとふわふわバンズが特徴で、「グラン クラブハウス」(単品490円)、「グラン ベーコンチーズ」(単品390円)、「グラン てりやき」(単品390円)の3品です。

 マクドナルドは2017年、レギュラー商品のおいしさに徹底的にこだわる「おいしさ向上宣言」を掲げ、定番商品そのものを強化する取組みを実施中。その第3弾となります。

 さっそく筆者も食べました。おいしかったです。

 とだけ書くと、なんでも好きなように書き散らしているこの編集後記の存在価値がますます疑われ、打ち切りを宣告され、筆者が露頭に迷いマクドナルドで食事をする収入さえも維持できなくなるかもしれません。なので、もうちょっと続けます。

 8年ぶりのビーフを使ったメニューの新レギュラーということもあり(ちなみに8年前のレギュラー商品はなにかというと、販売終了した「クオーターパウンダー・チーズ」)、やはりビーフの食感にこだわっている感じは受けました。価格相応と言いたいわけではありませんが、これよりももっとジューシーで厚みのあるパティを出すチェーンはあるでしょう。それでもこの価格なら、がんばっている感じがある。

 ただ、特筆すべきはバンズ。ここにマクドナルドの方向性が表れている、といってもよい。

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