ASCII編集部のグルメ担当であり、二日酔いの日は午後から活動を開始することでおなじみのナベコさんですが、「キリンビール」に描かれたおなじみの“麒麟”のイラストに「キ・リ・ン」の隠し文字があるのですよ……という記事を書きました。
以下、公式サイトからの引用です。
――ラベルの“麒麟”のたてがみの図柄をよく見ると見つかるのが「キ・リ・ン」の小さな文字。この隠し文字は、遅くとも1933年(昭和8年)には入れられていました。当時のデザイナーが遊び心でデザインしたとも、偽造防止のためとも言われていますが、明確な理由は謎であるところが、麒麟のラベルをより神秘的にしています。
みなさんはご存知だったでしょうか? 実は筆者、知っていたどころか、これにまつわる思い出もあるのです。
まだ筆者が幼かった頃、晩酌でキリンビールを飲んでいる父親が、ビンを片手に「いいか、この麒麟には、キリンという文字が隠れているんだぞ」と得意げに教えてくれたのですね。それ以来、無邪気だった自分は、大人がキリンビールを飲んでいると、ラベルを食い入るように見つめて隠し文字を探したものでした。
ちょっとした小ネタでありながら、個人的な思い入れで、感慨深くなってしまった記事。しかしこの「小ネタ」というのが、実は結構、編集者としては気にかかるものなのです。
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