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AMDが「Adrenalin 26.10.2」オプションドライバーを公開、「AMD FSR SDK 2.4」ではVulkan対応やML拡張を実施

2026年11月02日 15時18分更新

文● ドリル北村

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 米AMDは、グラフィックスドライバーの最新オプション版となる「AMD Software: Adrenalin Edition 26.10.2」をリリースした。あわせて開発者向けには「AMD FSR SDK 2.4」の提供を開始しており、機械学習(ML)ベースの超解像・フレーム生成技術の対応プラットフォームを大幅に拡大している。

最新ゲーム環境における安定性を向上させた「Adrenalin 26.10.2」

 今回配信された「AMD Software: Adrenalin Edition 26.10.2」は任意適用のオプショナルドライバーだ。複数のゲームタイトルやハードウェア構成における動作安定性の向上に焦点が当てられている。

 主な改善内容として、以下の組み合わせにおける安定性向上が図られた。対象ハードウェアを利用しており、該当タイトルをプレイするユーザーにとっては要注目のアップデートとなる。

  • Radeon RX 7000 シリーズ:「Valor Mortis」プレイ時の安定性向上
  • Radeon RX 9000 シリーズ:「Death Stranding 2: On the Beach」プレイ時の安定性向上
  • Ryzen AI MAX PRO 400 シリーズ:「ファイナルファンタジー レゾナンス」動作時の安定性向上

「FSR SDK 2.4」公開、Vulkan初対応やRX 6000/Ryzen APUへの拡大

 一方、開発者向けポータル「GPUOpen」で公開された「AMD FSR SDK 2.4」では、同社が「Redstone」と呼称する機械学習ベースのニューラルレンダリング技術において重要な機能拡張が行なわれた。

 最大のトピックは、Vulkan APIへの初対応だ。これにより、超解像技術「AMD FSR Upscaling」およびフレーム生成技術「FSR Frame Generation」において、DirectX 12環境と同等の機能がVulkanでも提供される。

Frame Pacing(各フレームが表示される時間間隔)の比較。AMD FSR Upscaling 4.1 (クオリティモード) + AMD FSR Frame Generation(AMD Radeon RX 9070 XT 使用時、4K Ultra High 設定、Assassin's Creed Black Flagで検証)

 FSR SDK 2.4以降を組み込んだVulkan採用タイトルでは、MLベースの「AMD FSR Upscaling 4.1.2」が利用可能となる。さらにRadeon RX 9000シリーズ環境では、「FSR Frame Generation 4.0.2」による滑らかなフレーム生成にも対応する。

 ただし、従来の「FidelityFX Super Resolution 3.1」を実装している既存のVulkanタイトルについては、ドライバー側を介して自動的にMLベースのFSRへアップグレードされる仕様ではない点に留意したい。

 さらに今回のSDKアップデートでは、Radeon RX 6000シリーズや一部のRyzenプロセッサー(内蔵グラフィックス)に向けてFSR Upscaling 4.1.2のサポートが拡大されたほか、フレームペーシングの最適化なども盛り込まれている。詳細な開発者向け仕様は、AMDのGPUOpen公式ブログで確認できる。

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