サンヨー、約40万ファイルを1ヵ月以内にDropboxへ移行 ファイルサーバー刷新で社外アクセス改善
広島県を中心にオフィス機器の提供・保守、PCやサーバー、ネットワークまで手がけるサンヨーは、老朽化したファイルサーバーの更新課題を受け、Dropboxを事務機事業本部のファイル基盤として採用したという。約200GB、約40万ファイルを段階的に移行し、従来に近い操作感を保ちながら、PC、タブレット、スマートフォンから必要な情報へアクセスしやすい環境を整えたという。
サンヨーは広島市西区観音本町に本社を置き、創業から60年以上にわたり地域企業の業務環境を支えてきた企業だ。本社のほか広島市南区、呉市にも拠点を持ち、社内では販売管理やグループウェア、顧客管理、ファイル共有などを順次クラウド化してきた。最後まで残っていた課題が事務機事業本部のファイルサーバーであり、更新停止や障害への不安、さらにランサムウェア対策、社外からのアクセス性向上が求められていたという。
Dropbox採用の決め手は、ファイルの復元機能と、Windowsのファイル エクスプローラーから使える操作性にあったという。Web中心の運用に比べ、従来のファイルサーバーに近い感覚で扱えるため、利用者の負担を抑えやすい点が評価された。さらに、PCだけでなくタブレットやスマートフォンからも確認できるため、外出先や現場でも必要なファイルへすぐアクセスできる。選定時には他のクラウドストレージも比較したが、日常業務のしやすさと継続運用のしやすさからDropboxが選ばれたという。
導入は小規模検証から始まり、3ライセンスで確認したのち17ライセンスを追加し、取材時点ではDropbox Standardを20ライセンスで利用している。移行対象は約200GB、約40万ファイルに及んだが、段階的に作業を進めることで1ヵ月以内に切り替えを完了したという。導入後は、エクスプローラー上での操作感を維持したまま、社外からのファイル確認が簡単になり、端末間の同期もスムーズになった。今後は他の事業本部への展開も視野に入れ、業務基盤としての活用を広げる方針だ。
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