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G-Master Velox Mini 2 B860iをレビュー【前編】

縦置きなら机を広々使える容量21.3Lの小型ゲーミングPC!270K Plusの水冷やRTX 5080構成も選べる収容性にケーブルまわりのギミックもすばらしい

2026年10月15日 10時00分更新

文● 宮里圭介 編集●ジサトライッペイ/ASCII

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縦置き時のケーブル問題を技アリなギミックでクリアー

 G-Master Velox Mini 2 B860iは、縦置きの場合は横置き時の背面が底面に、天面が前面になる。つまり、メインの側面吸気は変わらないものの、排気が前面になってしまう。そのため、熱風が自分のいる方へと吹いてくることと、ファンの動作音が大きく聞こえてしまうことが懸念される。

 だが、その点はそこまで気にしなくてもいい。そもそもデスクトップPCを使う場合、正面に置くのはディスプレーだ。本体を真正面に置く人はまずいないため、熱風が問題になることは少ない。PCの前に物を積み上げない、といった注意は必要だが、これは吸気の場合も同じことだ。

 動作音はというと、アイドル時は小さいのだが、試用機はハイエンド構成のためか、高負荷時は結構気になった。といっても、これは冷却が難しい小型モデルだからというのが理由であって、縦置き配置とはあまり関係がない。どうしても動作音が気になる場合は、正面ではなく横向きにPCを設置するといいだろう。

 縦置きの場合、インターフェースは底面にくるが、足の高さが13mmほどある。そのため、ケーブルはどの方向からでも引き出せる。ケーブルを着脱するたびにPCを持ち上げなければならないので、常時接続しておきたいデバイスは最初からつないでおこう。

 なお、見た目が気になるのであれば、ケーブルを通せるブラケットの活用がオススメ。ケーブルを1方向にまとめられるため、ぐんと扱いやすくなる。

G-Master Velox Mini 2 B860i

縦置き時に背面側になる方向へケーブルを束ねられるブラケットがある

 ちなみに、Wi-Fiのアンテナが直挿しだと底面になり、送受信がかなり困難になってしまうのだが、標準構成のマザーボードはASUSの「PRIME B860M-A WIFI-CSM」。ケーブルで延長してアンテナを設置できるタイプなので、縦置きでも問題なく利用できた。

G-Master Velox Mini 2 B860i

縦置き時はWi-Fiのアンテナ接続端子も底面になるが、ケーブル接続タイプなので問題なし

G-Master Velox Mini 2 B860i

アンテナは好きな位置に設置できる

 電源ユニットのACケーブルも気になる存在だろう。コネクター部が大きく硬いため、足の高さがあってもまだ足りず、PCが浮いてしまう危険がある。これを避けるため、ACインレット部には90度回転するギミックを用意。垂直ではなく水平に挿せるようになるため、ACケーブルが干渉しなくなるのだ。

G-Master Velox Mini 2 B860i

ACインレットが90度回転して横向きになる

 これができるのは、ACインレットが電源ユニット直ではなく、内部で延長されているから。実際の電源ユニットは横置き時の前面側、縦置き時の天面側に配置されている。

G-Master Velox Mini 2 B860i

電源ユニットは横置き時の前面側(写真では左側)に配置されている

G-Master Velox Mini 2 B860i

電源ユニットから横置き時の背面まで、内蔵ケーブルで延長してある

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