楽天グループのトップ、三木谷浩史氏は公式Xアカウント(@hmikitani)で、9月末で現行の契約が終了するauネットワークへのローミング接続についてコメント。現在も詰めの協議が行なわれていること、そして「カバーに時間を要するエリアは10月以降も継続。楽天モバイルが十分カバーできているエリアは縮小する」ことを明らかにした。
楽天モバイルのローミング契約につきましては、KDDI様とは現在も、詰めの協議を行なっています。
— 三木谷浩史 Hiroshi (Mickey) Mikitani (@hmikitani) August 12, 2026
楽天モバイルがカバーに時間を要するエリアに関しては、ローミングは10月以降も継続します。一方、楽天モバイルが十分カバーできているエリアはローミングを縮小していきます。…
人口が少ない過疎エリアは引き続きローミングを提供
都市部のエリアでローミングがなくなると10月以降どうなる?
2020年春に第4の携帯キャリアとして新規参入した楽天モバイルは、全国的にサービスエリアを拡大するまでの期間として、KDDIとローミング接続の契約を結び、その契約が2026年9月末に期限を迎える。
現在のローミング接続については、これ以上のエリア拡大に時間も投資も必要な人口が非常に少ないエリア(ルーラルエリア)と、楽天モバイルが面としてはカバーしているものの、ローミングが引き続き提供されている都市部のエリアの2パターンがあることが、KDDIがサイト上で公開している「楽天モバイル向けローミングサービス提供エリア」というマップから想像がつく。
山陰地方の楽天モバイルのエリアマップ。薄いピンクがパートナー回線(auローミング)で提供されている場所。面積的には広く見えるが人口が少ない場所が多く、ここをカバーするには膨大な時間と投資が必要なことが想像できる。これらのエリアは10月以降も継続するものと考えられる。楽天モバイルは今後通信衛星経由でのカバーを計画している?
KDDI側は現行のローミング契約について、2026年9月で終了する意向をすでに明らかにしており(KDDI松田社長、楽天モバイルのローミングについて、今年9月で終了の方針も「一部の過疎エリアで期間限定で継続」)、基本的にはルーラルエリアでの時限的なローミング接続を前提にしているものと考えられる。
ちなみに、都市部での楽天向けのauローミングエリアが今年6月に大きく縮小した際(楽天モバイルのauローミングエリアが6月で縮小 「つながりにくくなった」の声も)は、SNS上でも「つながりにくくなった」という声が多数見られたが、それでもマップを見る限りは都市部における楽天モバイル向けローミングエリアの一部。
今年の10月以降、都市部でより多く(もしくは全部?)のローミング接続がなくなるとすると、ユーザーの使い勝手にどういう影響があるかはまだ見えない部分もある。今後の両社の動向には引き続き注目と言える。
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