スマートフォン修理店「スマホ修理王」を運営するフラッシュエージェントは8月4日、7月のバッテリー交換依頼件数が前月比122%、前年同月比113%だったと発表した。調査は、全国の直営店舗で受け付けたスマートフォンやタブレット、ゲーム機など約5万件の修理依頼をもとに集計した。
同社によると、スマートフォンに搭載されるリチウムイオンポリマー電池の推奨使用温度は0~35度。この範囲を超える高温環境で使用や保管を続けると、本体が異常に発熱する「スマホ熱中症」と呼ばれる状態になり、バッテリーの劣化を早める恐れがあるとしている。
症状としては、本体が異常に熱くなる、充電の減りが早くなる、バッテリーが膨張するといった現象が挙げられる。特にバッテリーが膨張した状態は発火や破裂につながる危険性があるため、異常に気付いた場合は使用を中止し、メーカーや修理店へ相談するよう呼びかけている。
「スマホ熱中症」を招きやすい使い方として、同社は直射日光が当たる場所への放置、炎天下の車内への置きっぱなし、充電しながらの操作を挙げる。いずれも端末内部に熱がこもりやすく、夏場は特に注意が必要だという。
一方で、熱くなったスマートフォンを冷蔵庫や冷凍庫へ入れたり、保冷剤を直接当てたりすることは避けるべきだとする。急激な温度変化で内部に結露が発生し、水濡れによる故障を引き起こす恐れがあるためだ。電源を切ったうえで、扇風機の風を当てるなどしてゆっくり冷ますことを推奨している。
近年は夏の猛暑が常態化し、スマートフォンも高温環境にさらされる機会が増えている。人だけでなく、毎日持ち歩くスマートフォンにも暑さ対策が必要になってきたと言えそうだ。
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