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Google Earth、AI画像生成機能をわずか1日で停止 フェイク画像懸念が拡大

2026年08月03日 13時40分更新

文● G.Raymond 編集●ASCII

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 Googleは現地時間8月1日、Google Earthに導入した画像生成AI「Nano Banana 2」の新機能を公開から約1日でロールバックした。フェイク画像の拡散につながる懸念が急速に高まったことを受け、より強力な安全対策を実装するまで機能を停止する。

 Googleは発表時、Google Earth上の衛星画像や3Dビューを基に、過去の街並みの再現や都市計画、不動産開発のイメージ作成などを支援する用途を紹介していた。地理空間データを活用する専門家の業務効率化にも役立つとしていた。

 しかし公開後、SNSでは実在する場所に爆撃跡や難民キャンプなどを追加した生成画像のスクリーンショットが相次いで投稿された。生成画像は他のユーザーが閲覧するGoogle Earth本体には表示されず、AI生成を示す電子透かしも付与されていたものの、スクリーンショットとして拡散されれば本物の衛星画像と見分けがつきにくいとの懸念が広がった。

 Googleは「Google Earthは世界を信頼できる形で見るためのサービスとして、利用者から特別な信頼を得ている」と説明。その一方で、ポリシー違反とみられる生成画像の共有が確認されたため、より強力なガードレールを実装するまで機能をロールバックすると明らかにした。また、生成画像はGoogle Earthのメイン画面には表示されず、AI生成であることを示すウォーターマークも付与されていたと強調している。

 Xではロールバックを支持する声が目立った。一方で、地理空間分野の専門家などからは、生成画像は公開地図には反映されず、AI生成を示すウォーターマークも付いていたことから、「専門用途では有用だった」といった意見も上がっていた。

 Google Earthは“現実”を見るためのサービスとして高い信頼を築いてきた。AI機能を止める判断を下したことが、一定の理解を得たのは自然な流れだ。一方、専門分野においては有用性も評価されていただけに、より強固な安全対策を備えた形で再び提供されるのか、次の一手が注目される。

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