iPadとの互換性には要注意
スタイラスツーウェイを試す際にあらかじめ注目したいポイントと、購入時には気をつけたいことががそれぞれあります。
書き味はとてもなめらかですが、通常のボールペンよりも本体が少し大きく、重く感じられるかもしれません。長さは約16cm、最大軸径は9.5mm。エレコムが設計した電子回路等が組み込まれているため、本体の質量は約16gあります。手に持った時の感触は事前に確かめるべきです。
本体のカラーバリエーションにはブラックとホワイトの2色があります。それぞれの表面の仕上げが少し異なっており、ブラックの筐体はマットな仕上げ、ホワイトは光沢感のある仕上げになっています。書き味にも影響してくるポイントです。
ほかにもiPadの対応機種と、スタイラスツーウェイを使用する際の注意事項がいくつかあります。
ゼブラが互換性テストを行った結果、現行モデル、あるいは過去モデルのiPadシリーズの中からスタイラスツーウェイが使えるモデルは今のところ下記とされています。
無印iPad
・第7世代(2019年)
・第8世代(2020年)
・第9世代(2021年)
・第10世代(2022年)
・A16(2025年)
iPad mini
・第5世代(2019年)
・第6世代(2021年)
・A17 Pro(2024年)
iPad Pro 11型
・第2世代(2020年)
・第3世代(2021年)
・第4世代(2022年)
・M4 標準ガラス(2024年)
・M5 標準ガラス(2025年)
iPad Proについては13型(12.9型)のモデルが非対応であることと、Nano-textureガラスのモデルにはスタイラスツーウェイが使えません。また、iPad Airはすべての機種が非対応です。スタイラスツーウェイが電源を投入した時に発信する微弱な電気信号を、iPadのディスプレー側が認識しないことが主な理由です。
iPadにはガラスタイプの液晶保護フィルムを貼った状態で、スタイラスツーウェイを使うことが推奨されています。ゼブラが推奨するフィルムは商品の特設サイトでリストを公開しています。推奨のフィルム以外を使った場合はペンの反応が鈍くなったり、フィルムにインクが付着する場合があります。
iPadのディスプレイにフィルムを貼らず、スタイラスツーウェイで直接書き込むと画面に傷が付いて故障の原因にもなります。
適切なフィルムと正しい使い方を組み合わせることで、スタイラスツーウェイは「紙に書く」感覚を、iPadでより自然に引き出してくれるはずです。

筆者紹介――山本 敦
オーディオ・ビジュアル専門誌のWeb編集・記者職を経てフリーに。取材対象はITからオーディオ・ビジュアルまで、スマート・エレクトロニクスに精通する。ヘッドホン、イヤホンは毎年300機を超える新製品を体験する。国内外のスタートアップによる製品、サービスの取材、インタビューなども数多く手がける。
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