スイスビットジャパンは6月26日、高信頼性と安定した性能を求める産業用途向けに、PCIe SSD「A2000シリーズ」を発表した。販売開始時はM.2 2280フォームファクタで、容量は480GBから4TB、ヒートシンク付きとヒートシンクなしの2タイプを用意する。
A2000シリーズは、読み書きが混在するワークロード向けの「A2000」と、書き込み集約型ワークロード向けの「A2200」で構成される。両製品は、スイスビットが自社でパッケージングした最新の3D TLC BiCS8 NANDを搭載し、8チャネルのDRAMベースコントローラとTLCダイレクトファームウェア設計を採用する。これにより、持続的な性能、低レイテンシ、書き込み効率の向上を両立するという。
性能面では、シーケンシャル読み取りが6GB/s超、シーケンシャル書き込みが5GB/s超となり、ランダム読み取りは100万IOPS超、ランダム書き込みは最大90万IOPSを実現する。A2000は最大0.5DWPDの産業用グレードTLC NANDを採用し、ブートドライブやメインストレージ、温度条件が厳しい産業機器に向く設計だ。A2200はエンタープライズグレードTLC NANDを採用し、5年間で1DWPD超の耐久性を持ち、ロギングやキャッシング、RAIDベースのシステム、一時ストレージに適する。
セキュリティと信頼性の面では、AES-256暗号化、TCG Opal 2.0、セキュアブートを備え、重要インフラやエンタープライズ環境でのデータ保護を支える。さらに、ハードウェアによる停電保護機能はOSに依存せずデータを守り、寿命モニタリング機能は予知保全に役立つ。将来的にはE1.SやU.2など他フォームファクタも2026年後半に最大8TBで投入予定だ。
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