ヤマハ、Interop Tokyo 2026で3拠点フル・リモートプロダクションを実証 IOWN活用で次世代ライブ制作へ

文●さとまさ 編集⚫︎ASCII

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 ヤマハは、6月10日から6月12日まで幕張メッセで開催される国内最大級のネットワーク・IT技術展示会「Interop Tokyo 2026」のライブデモンストレーションネットワーク「ShowNet」におけるMedia over IP特別企画に参画し、「次世代ライブ制作基盤の実証 ~東西に広がる3拠点で挑む、フル・リモートプロダクション~」を実施する。

 企画では、ヤマハ本社、ヤマハ横浜オフィス、幕張メッセの3拠点をネットワークで接続し、バーチャルキャラクターによる音楽ライブをフル・リモートで制作する。会場は幕張メッセ、参加企業はヤマハで、会期は6月10日から6月12日までとなる。

 この実証の特徴は、従来は2拠点で行われることが多かったリモートプロダクションを、3拠点構成へ拡張している点だ。ヤマハ本社ではモーショントラッキング、幕張メッセでは観客の前でのライブ実施、ヤマハ横浜オフィスでは映像・音声・照明データを集約してFront of Houseミキシングを担う。回線は、ヤマハ本社と幕張メッセ間にNUROアクセス、幕張メッセとヤマハ横浜オフィス間にIOWN APNを用い、ベストエフォート回線と超低遅延・低ジッタの光ネットワークを組み合わせる構成だ。

 使用機材も充実している。パナソニック コネクトのIT/IPライブ映像プラットフォーム「KAIROS AT-KC200T」、朋栄のIP/SDIゲートウェイ「FA-1616HB-12G」、ソニーマーケティングのメディアエッジ・プロセッサー「NXL-ME80」、TRIBALCON.のリアルタイム3DCGによるバーチャルキャラクターライブシステムが連携する。ヤマハは「SWX3220-30TCs/30MC」「RTX3510」「DM7 Compact(DM7C)」「DM3」「DHR12」などを投入し、音声・映像・照明を統合した制作環境を提示する。

 出演するのはバーチャルキャラクター「西郷・R・いろり」だ。デモンストレーションはShowNetブース内の「ShowNetスタジオ」とヤマハブースで実施し、6月10日は14時と16時、6月11日は14時と16時、6月12日は10時50分、14時、16時の計7回行われる。ライブエンターテインメントと放送技術の融合を体感できる企画として、次世代のIP制作基盤を示す内容となる。

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