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動画生成AIのRunwayが日本進出、62億円投資へ

2026年05月15日 15時10分更新

文● G.Raymond 編集●ASCII

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 動画生成AIの雄、ついに日本本格進出へ。

 Runwayは5月15日、日本本社となる東京オフィスの開設と、日本での事業拡大に向けた4000万ドル(約62億円)の初期投資を発表した。

 Runwayは、テキストや画像から動画を生成するAIツールで知られるスタートアップ。最近はただの動画生成にとどまらず、キャラクターや場所、物体の一貫性を保ちながら映像を作る「Gen-4」など、映像制作のワークフローそのものを変える方向へ進んでいる。

 日本は、Runwayにとってすでに大きな市場になっていた。Runwayによると、日本は企業顧客とセルフサービス顧客の両方で同社3番目の市場であり、アジアではセルフサービスが最も速く伸びている市場だという。過去12ヵ月で企業顧客数は300%増え、日本はアジア全体の販売量の3分の1を占めた。

 主な顧客に名前を挙げられているのは、ヤマハ、ソフトバンク、NHNだ。ソフトバンクの法人マーケティングチームでは、一部業務でRunwayを使い、高品質なクリエイティブアセットを作れる点が社内で評価されているという。広告、マーケティング、制作現場での利用が先に広がり、その上に日本拠点を置く形となった。

 共同創業者兼共同CEOのクリスバル・バレンズエラ氏は、日本やアジアの主要市場ではロボティクス、製造業、ゲーム産業において「world models」が大きな役割を果たすと述べている。

 動画生成AIは、いまやクリエイティブツールの枠を超え、現実や仮想環境をシミュレートするための基盤技術へと広がりつつある。Runwayの東京オフィス開設は、次のAI制作インフラを日本企業とともに試すための足場作りとも言えるだろう。

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