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タイヤではなくルーを回せ!? ホンダ、トヨタ、スズキ、三菱の「カレー」に宿るメーカーの哲学

2026年05月04日 12時00分更新

文● 鈴木ケンイチ 編集●ASCII

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 自動車メーカーでありながら、カレーを販売しているところが意外と多いことはご存じでしょうか? 具体的にはトヨタ、ホンダ、スズキ、三菱自動車は、独自のカレーを販売しています。

 今回は自動車のレビューではなくカレーのレビューです。それぞれ、どんなカレーなのか? その味はどうなのかをレポートします。

ホンダ、トヨタ、スズキ、三菱自動車のカレー

 ホンダが「プレリュード」のプロモーション用に開発したカレーを、公式ECサイトで4月17日に発売しました。「自動車メーカーがカレーを売るのか!」と驚く人もいるかもしれませんが、実のところ日本の自動車メーカーはカレーが大好き。いくつもの自動車メーカーが独自のカレーを開発して販売してきました。

 現在では、ホンダを筆頭に、トヨタ、スズキが、それぞれECサイトで通販をしており、三菱自動車は本社ビル1階のショールームでオリジナルのカレーを販売しています。ちなみに、日産も過去に、軽自動車「ルークス」の発売あわせて、2021年にエバラ食品とコラボしてカレーを開発しています。

 今回は、現在、手に入れることのできるホンダ、トヨタ、スズキ、そして三菱自動車のカレーを紹介します。

ホンダはプレリュードと同じく味を変えるカレー

 ホンダは昨年秋に発売になった新型「プレリュード」のプロモーションの一貫として、オリジナルのカレーを開発。12月上旬に期間限定のカレー店「プレリュー堂」を渋谷にオープンさせて、オリジナルカレーをわずか4日で約1000食を完売しました。

 そこで生まれたカレーが、ホンダ公式のECサイト「Honda Fun Shop」(https://honda-fun-shop.com/)にて発売となりました。「プレリュー堂スパイスポークカレー」(1200円)です。

 年間850食のカレーを食べるというスパイス料理研究家の一条もんこさんが監修したカレーの特徴は“味が変化すること”。これは、3つのドライブモードと新制御技術「Honda S+Shift」を組み合わせることで、走りの味付けを変化させる「プレリュード」の特徴を、カレーで再現するのが狙いだと言います。

 具体的には、基本のトマトベースのスパイスカレーを「GTモード」として、「Honda S+Shift」の変化を付随させた3つのスパイスで再現します。スパイスは花椒とチリペッパーで「SPORT×S+」のアグレッシブさを、カルダモンとフェンネルの甘い香りで「COMFORT×S+」のリラックスした乗り心地を、コリアンダーと柑橘系のフレーバーで「GT×S+」の爽快感を演出します。

 実際に食べてみれば、その味はベースの時点で、とってもフルーティー&スパイシーなものでした。華やかな味で、お肉も大きい! 3種類のスパイスも、はっきりとした違いがあり、味を変える楽しみが実感できるものでした。スポーツカーを走らせたような、楽しいカレーと言えるでしょう。

 ホンダは以前社食のカレーうどんも販売していたので、カレー好き自動車メーカーの筆頭と言えるでしょう(Hondaのカレーうどん5種類を麺好きアイドルが食べ比べ)。

6種類を揃えるトヨタ博物館のカレー

 トヨタのカレーを販売するのは、愛知県長久手市にあるトヨタ博物館です。そのミュージアムのレストランのカレーを、ミュージアムショップがレトルトカレーとして販売しているのです。

 味は6種類もあります。「ビーフ辛口」「ビーフ甘口」「チキン」「ポーク」「野菜」「バターチキン」(各540円)とあるだけでなく、3個セット(ビーフ辛口/ポーク/チキン 1706円)や6個セット(3369円)というセット販売もされています。

 パッケージデザインには、「プリウス」や「トヨタ2000GT」などのトヨタの名車が使われているのも特徴。購入はオンラインストア(https://toyotamuseumshop.stores.jp)からとなります。

 その味は、どのようなものかと言えば、“オーソドックスな味で、普通に美味しい”というのが感想です。購入して、それぞれを食べてみれば、どの味も一様に食べやすく、それでいて満足感の得られる美味しいカレーでした。尖ったところのない、まさに洗練された美味しいカレー! 誰もが満足できる、クオリティーの高いカレーと言えるでしょう。

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