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篠原修司のアップルうわさ情報局 第2440回

アップル、20周年記念iPhoneをベゼルレスに近づける可能性

2026年05月04日 20時00分更新

文● 篠原修司

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 アップルが2027年に発売する20周年記念iPhoneには、ベゼルがほとんど見えなくなる新しい湾曲ディスプレー技術が採用されるという。中国の著名リーカーIce Universe氏がXで4月27日にリークした。

 同氏によると、20周年記念iPhoneのディスプレーは「これまで何年もアンドロイドスマホで見てきたような湾曲ディスプレーとは全く違うもの」になるそうだ。その理由として「湾曲そのものは非常にわずかなものだが、それ以外の要素が視覚効果を生み出すために組み合わされていること」が挙げられている

 同氏はこの仕組みについて「光の屈折、光を誘導する構造、そして緻密に設計された目の錯覚を巧みに組み合わせることで真の視覚的インパクトが生み出されているのかもしれない」と説明している。最終的にはベゼルがほとんど目に入らなくなる一方で、画面端の見え方も自然で違和感のないものになるという。

 アップルはこの次世代ディスプレーを最新のソフトウェア・インターフェースのデザイン刷新にちなんで、「リキッドガラスディスプレー」と呼ぶ可能性があるとのことだ。

 なお、米メディアMacRumorsが4月28日に伝えたところによると、このディスプレーをこれまでのパネルよりも明るく薄くするために、アップルはサムスン製の有機EL技術「COE(Color Filter on Encapsulation)」を採用するとみられている。この技術により、表示の鮮やかさと薄型化を両立できるとされている。

 アップルとしては、2027年のiPhone誕生20周年を記念して、最大の視覚的インパクトを狙うために切り欠きが一切ない一枚画面を理想としているだろう。しかしFace IDシステムや自撮り用カメラをパネルの下に隠すには、大きな技術的ハードルがあるとみられている。

 ディスプレーアナリストのロス・ヤング氏は、2027年のiPhoneにディスプレー内蔵Face IDが間に合うことはないと述べている。一方で、可能だと予想する別のリーカーもいる。もしすべてをディスプレーの下に収められなかった場合、ディスプレー内蔵Face IDを実現したうえで、前面カメラ用の小さなパンチホールが画面に残るかたちになる可能性があるだろう。

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