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生活でも仕事でも“日々使える”エージェントは日本のAI体験を変えるか

LINEヤフー、新AI「Agent i」の法人展開は今夏に 24時間AI接客に加え、無償の集客・分析エージェントも

2026年04月22日 08時00分更新

文● 福澤陽介/TECH.ASCII.jp

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LINE公式アカウントでの24時間AI接客に加え、無償の集客・分析エージェントも

 一方の企業・店舗向けには、接客から集客、分析までを支援する「Agent i for Business」として「LINE OA AIモード」と「Agent i Biz」の2つのエージェントサービスが提供される。

 LINE OA AIモードは、多様な企業・店舗が利用するLINE公式アカウントにおいて、接客やサポートを担うエージェントだ。音声生成にも対応し、あたかも店舗で接客を受けているような体験がLINEのインターフェースで提供される。

 ポイントとなるのが、過去のやりとりや購入・予約履歴などを参照して、一人ひとりに合わせた接客が可能なことだ。さらに、上級執行役員 コーポレートビジネスドメインCPOである二木祥平氏は、「24時間365日、いつでもどこでも、何人のお客さんでも対応できる。 きめ細かな接客をするには人が足りないといった課題も、AIモードが解決する」と語る。

LINEヤフー 上級執行役員 コーポレートビジネスドメインCPO 二木祥平氏

 説明会では、初期検討パートナーであるZoffが提供する「メガネの試着から購入までをサポートするエージェント」や、焼鳥さく田の「店舗予約を受け付けるエージェント」が披露された。

 AIモードは、2026年度夏頃に提供予定で、その後も機能拡張を続ける。ユースケースも、たとえば「ファンとの接点を増やしたいアーティスト」などに広げていくという。料金は検討中であり、正式提供時にあらためて発表される。

エージェントが顔型診断を基にメガネの購入を案内(Zoff)

人と対話しているかのように店舗予約を受付(焼鳥さく田)

 もうひとつのサービスが、LINE公式アカウントや広告、コマースでのビジネスツールの利用を支援する伴走型エージェント「Agent i Biz」だ。ビジネスツールの開設から実際の運用までを自律的に実行し、LINEヤフーの各種データに基づき最適な施策を提案してくれる。

 例えば、ECサイトの運営者が「コンバージョン率の低さ」について相談をすると、分析エージェントが現状の課題を特定し、プランニングエージェントがターゲットや集客プランを策定。その後も運用エージェントが、プランに基づく設定やレポート報告などの定例タスクを代行して、一連のPDCAプロセスを伴走支援する。

エージェントが分析結果を基に“勝ち筋”を提示

 さらにAgent i Bizは、Webアプリだけではなく、パソコンを開く余裕のない現場でもLINEでのチャットを通じて操作が可能だ。Agent i Bizは、2026年8月より無償で利用でき、将来的にはより高度な機能を有償オプションとして展開していく方針だ。

 今後の展開については、だれもが日常で使えるだけではなく、だれもが自分だけのエージェントを作成できるよう、関連ツールやプラットフォームの開発が進めていく。LINEヤフーは、数千、数万のエージェントが生み出され、日常生活やビジネスの現場のあらゆるニーズや困りごとをエージェントが解決するような未来を目指すとしている。

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