Hondaは4月16日、新型乗用EV「INSIGHT(インサイト)」を4月17日に発売すると発表した。新型INSIGHTは、1999年に登場した初代以来続く車名を受け継ぐ4代目モデルで、今回は新たにクロスオーバーSUVとして登場する。販売計画台数は3000台限定、メーカー希望小売価格は550万円。
「INSIGHT」がEVのクロスオーバーSUVとして復活
新型INSIGHTは、“個性派EV”を掲げて開発されたモデル。Hondaによると、シャープで伸びやかな造形によって力強い躍動感を表現し、街中で自然と視線を集めるデザインを目指したという。かつてHonda初の量産ハイブリッドカーとして時代を切り拓いたINSIGHTの名を、今度はEVとして継承する格好になる。
外観はクロスオーバーSUVらしいボディ骨格と未来感のある造形を特徴とし、室内は包み込むようなラウンドデザインを採用。上質なソフトパッド素材に加え、インパネやドアの造形に沿ってLEDアンビエントランプを備えることで、どこに座っても一体感のある上質な空間を目指したとしている。
航続535km、快適装備も強めに打ち出す
パッケージ面では、高いアイポイントによる見晴らしのよい前方視界や、ヘッドアップディスプレーを主体にした視線移動の少ない運転環境を特徴とする。
前席間はウォークスルー可能なセンターコンソール構造とし、後席には足元スペースの確保に加えてリクライニング機能も備えた。荷室も大容量とし、ラゲッジボードや後席可倒機構によって使い勝手を高めている。
シートやステアリングなどのヒーターを協調制御するインテリジェントヒーティングシステムを採用。輻射熱を用いたパネルヒーターの組み合わせにより、省電力で静か、かつ乾燥しづらい温暖環境を追求したという。
さらに、6種類のカートリッジから選べるアロマディフューザー機能、空調やドア開閉と連動するアンビエントライト、12スピーカー構成のBOSEプレミアムサウンドシステムも用意した。
EVとしての性能では、高出力・高トルクのコンパクトなドライブユニットと、大容量かつ薄型化したバッテリーを搭載。WLTCモードで535kmの航続距離を実現し、急速充電は約40分で80%までの充電に対応する。加えて、「Honda Power Supply Connector」を使えば最大1500Wの外部給電も可能で、アウトドアなどでの活用も想定している。
先進安全機能を標準装備、オンライン専用仕様も
安全装備では、「Honda SENSING」を標準装備する。衝突軽減ブレーキ、誤発進抑制機能、渋滞追従機能付きアダプティブクルーズコントロール、車線維持支援システム、ブラインドスポットインフォメーション、Hondaパーキングパイロットなどを備え、快適性と安心感を両立させたとしている。
また、新車販売オンラインストア「Honda ON」専用の「Honda ON Limited Edition」も設定。こちらはホワイト内装を採用した数量限定仕様で、対象ボディーカラーはダイヤモンドダスト・パールとクリスタルブラック・パールの2色となる。通常モデルのボディーカラーは全5色を用意し、このうちアクアトパーズ・メタリックIIはHonda新色として設定された。
今回の新型INSIGHTは、単なる車名復活にとどまらず、ハイブリッドの象徴だったモデルをEV時代の新たな提案へとつなぎ直した1台と言えそうだ。
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