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ナトリウムイオン電池が宇宙へ、エレコムのモバイルバッテリーが成層圏で稼働

2026年04月13日 12時30分更新

文● さとまさ 編集⚫︎ASCII

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 エレコムが協賛するアートプロジェクト「宙漆(そらうるし)プロジェクト」において、同社のナトリウムイオンモバイルバッテリーが成層圏での電源供給に成功した。3月、モンゴルの厳しい寒冷環境下での打ち上げが実施され、19,229mの高度に到達。バッテリーは、低温対策を施した上でアクションカメラへ電力を供給し、撮影映像の回収に貢献した。

 本プロジェクトで用いられたナトリウムイオンモバイルバッテリーは、-35℃から50℃までの温度環境で使用が可能という特長を持つ。そのため、成層圏までスペースバルーンが上昇する際の過酷な条件にも耐え、アート作品の撮影をするアクションカメラに電力を供給する重要な役割を果たした。

 宙漆プロジェクトは、京都市立芸術大学や名古屋大学の学生たちによるもので、アートとテクノロジーの融合を目指している。漆を用いたアート作品を成層圏まで飛ばし、地球と宇宙を反映したその様を撮影し、芸術作品として鑑賞するという斬新な試みである。

 ナトリウムイオンモバイルバッテリー「DE-C55L-9000BK」は、スペースバルーンに搭載され、4台のカメラの全区間での撮影をサポート。今回、プロジェクトが目指していた30,000mには届かなかったが、機器は良好に作動し、ミッション成功に貢献したという。

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