STYLE-15FHA21-R7A-UCSXをレビュー
165Hz液晶&Ryzen AI 7 350搭載Copilot+ PCの性能を検証、軽めのゲームなら1920×1200ドットで平均100fps超
2026年04月21日 10時00分更新
USB4を筆頭にインターフェースが充実
STYLE-15FHA21-R7A-UCSXのインターフェースは、筐体の左右背面に分散配置。USB Type-Cは2基、USB Type-Aも2基備え、有線LANにHDMI出力、micro SDカードリーダー、ヘッドフォン出力/マイク入力を搭載している。
USB4はさまざまな用途に使えるので便利だ。たとえば、USB Type-C入力を備えるモバイルディスプレーなら映像出力しながら電力供給も行なえるので、USB Type-Cケーブル1本でマルチディスプレー環境を構築できる。
また、通信機能としては最新のWi-Fi 7をサポートしている。対応無線LANルーターを用意すれば、理論上は有線接続よりも高速に通信できるはずだ。
利用シーンごとに使い分けたい3つの動作モード
STYLE-15FHA21-R7A-UCSXは、設定アプリのControl Center 3.0を用いて、パソコン本体の動作モードを切り替えられる。動作モードは次の3つだ。
(1)パフォーマンス……電力制限なしのフルパワーモード。
(2)エンターテイメント……ピーク時の電力制限を少しかけるバランスモード。
(3)静音……電力をさらに制限し、冷却ファンの回転数を抑える静音化モード。
CPUの最大消費電力を計測してみると、パフォーマンスモードで約75W、静音モードで約40Wだった。出荷時はバランスに優れたエンターテイメントモードだが、利用シーンに応じて変更することで、よりSTYLE-15FHA21-R7A-UCSXを使いこなせるだろう。
静音モードは電力制限がかかるとはいえ、その影響を大きく受ける作業は動画エンコードなどのCPUのフルパワーを要する一部用途に限られる。ゆえに、一般的な用途で使うぶんにはそれほどパフォーマンスに影響を与えずに、静音モードの恩恵を受けられるはずだ。家族が寝ている深夜や、図書館などの静寂なスペースでは積極的に活用していきたい。
なお、後述するテストにおいては、STYLE-15FHA21-R7A-UCSXの最大性能を計測するため、とくに断りのない限り、パフォーマンスモードで検証している。
バッテリー駆動時間の長さに驚き!これは外出利用もアリ?
STYLE-15FHA21-R7A-UCSXは据え置き利用がメインと想定されるものの、カタログスペックでは「JEITA Ver3.0」に基づいた測定で動画再生時は8.1時間・アイドル時は9.8時間と記されており、バッテリー駆動時間は意外と長めな印象だ。
では実際はどのくらいなのか、ベンチマークソフト「PCMark 10」の「PCMark 10 Battery Profile」テストを用い、実際の作業に近い状態でバッテリー駆動時間を計測してみた。
実際のオフィス実務作業に近い「Modern Office」モードで、STYLE-15FHA21-R7A-UCSXの動作モードは標準のエンターテイメントモードに設定。ディスプレー輝度は100%という条件で計測を行った。
結果は11時間24分とカタログスペックを大きく上回る驚きの結果に。これならACアダプターはいらず、会社や学校へ持っていってもアリなのでは? と思わせてしまうバッテリーのもちのよさである。MIL規格をクリアーした堅牢性もあわせると、外出利用も検討してよさそうだ。
ちなみに、STYLE-15FHA21-R7A-UCSXは90W出力のACアダプターを同梱するが、USB PDによる給電にも対応している。ケーブルも含めればUSB PD充電器のほうがコンパクトなので、別途100W出力程度のUSB PD充電器を用意するといいかもしれない。
バッテリーの充電時間についても検証を行ってみた。バッテリーを使い切った状態から充電をはじめ、10分ごとのバッテリー残量を記録し充電状況の推移を記録している。
充電残量の推移を見ると30分で約50%、1時間で90%近くまで充電できている。バッテリーがだいぶ減った状態からでも、朝食や身支度の時間程度でここまで回復できれば上々だろう。
また、設定アプリのControl Center 3.0からは、バッテリーの充電モードを切り替えられ、80%以上は充電しないモードにも設定できる。リチウムイオンバッテリーは満充電状態を維持すると充電容量が減るとされているので、常時ACアダプターに接続する運用であれば80%充電制限がオススメだ。
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