マイクロソフトは3月20日、2026年の「Windows 11」更新計画の概要を公表した。タスクバーの位置変更機能など、廃止されていた機能の復活を含む複数の改善を実施する。
計画は「パフォーマンス」「信頼性」「使いやすさ」の3本柱の構成だ。それぞれの概要は以下のとおり。
パフォーマンス
パフォーマンス分野では、2026年を通じてシステムパフォーマンス、アプリの応答性などを改善し、OSの応答性や安定性の向上に注力。
具体的にはファイルエクスプローラーなどの起動時間短縮、Windows自体のメモリー使用量の削減、負荷が掛かった状態でのアプリの応答性維持などを実現するほか、OSの中核機能を「WinUI 3フレームワーク」へ以降することで操作の遅延低減を目指すという。
また、ファイルエクスプローラーの基本機能を改善し、大容量ファイルのコピーや移動をより高速かつ確実に実行可能になるとしている。
信頼性
信頼性の分野では、チップメーカーやOEMパートナーとも協力する形で、エコシステム全体でOSのドライバー、アプリ、Windows Update、Windows Helloなどの基本的な信頼性向上を目指す。
具体的にはOSレベルのクラッシュの減少、ドライバーの品質やアプリの安定性の向上、Windows Helloの生体認証機能の強化などを実現。
Windows Updateについても、アップデートの一時停止や強制インストールを拒否する機能、問題発生時のリカバリー機能などが用意される。
使いやすさ
使いやすさの面ではパーソナライズ機会の増加にくわえて、不要な情報や邪魔な要素の削減、OS全体のより詳細な制御を実現。
スタートメニューの「おすすめ」セクションでは、ユーザーの関心に応じたアプリやコンテンツを表示するだけでなく、表示内容をカスタマイズしたり、オフにしたりする機能を明確な形で用意する。
タスクバーについては、Windows 11で廃止されていた「位置変更機能」を復活。画面上部や左右への位置変更にくわえて、必要に応じた小型化も可能となる見込みだ。
AI(Copilot)の扱いについても、これまでの積極的に導入を進めるスタイルから、必要な場所に必要な形で組み込む方針に変更。「Snipping Tool」「写真」「ウィジェット」「メモ帳」の各アプリから、順次不要なCopilotの起動ポイントを削減するとしている。













