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BYD、Geely、いすゞ自動車、日産自動車がNVIDIA DRIVE Hyperionを採用

NVIDIAが動かす“運転手ゼロのタクシー” 2027年に街で走り出す

2026年03月19日 17時00分更新

文● モーダル小嶋/ASCII

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 NVIDIAは3月16日(現地時間)、自動運転車向けプラットフォーム「DRIVE Hyperion」の採用拡大を発表した。BYD、Geely、いすゞ自動車、日産自動車といった主要メーカーが同基盤を採用し、レベル4(高度自動運転)車両の開発を本格化させる。

大手自動車メーカーがL4開発で結集

 今回の発表では、複数の自動車メーカーがNVIDIAのフルスタック型プラットフォームを共通基盤として採用する点が大きな特徴だ。コンピューティング、センサー、ネットワーク、安全機構を統合したリファレンス設計により、開発の効率化と検証期間の短縮が可能になるという。

 日産はWayveのソフトウェアと組み合わせた次世代L4車両を開発し、いすゞ自動車はティアフォーと連携して自動運転バスの実用化を目指す。複数のメーカーが同一基盤を共有することで、業界全体のスピードが一段と加速しそうだ。

2027年にロボタクシー始動、28都市へ拡大

 NVIDIAは配車サービスのUberと連携し、自動運転タクシーの商用展開も視野に入れる。まずは2027年前半、ロサンゼルスおよびサンフランシスコでサービスを開始。その後、2028年までに4大陸・28都市へ拡大する計画だ。

 さらにBolt、Grab、Lyftといったモビリティ企業も同プラットフォームを採用し、グローバル規模でロボタクシー(全自動タクシー)開発が進行。自動運転は実証段階から“都市インフラ”へと移行しつつある。

AIと安全基盤で“量産対応”へ

 技術面では、安全アーキテクチャ「Halos OS」が中核を担う。車載OS、ミドルウェア、アプリケーションを統合した3層構造により、量産車レベルでの安全性確保を実現する。

 加えて、AIモデル「Alpamayo 1.5」により、運転判断の推論やシミュレーション精度が向上。複雑な交通状況や予測困難な事象への対応力を高め、実運用に耐える自動運転技術へと進化させる。

 自動運転は長らく“未来の技術”とされてきたが、今回の発表はそのフェーズが明確に変わりつつあることを示す。標準化されたプラットフォームとAIの進化により、ロボタクシーは現実の都市で動き出す段階に入ったと言えそうだ。

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