今後の課題は“タイミングの乱れ”を意図的に抑えられるか
このように、筋活動のタイミングの乱れが運動のばらつきにつながることが判明したが、スポーツやリハビリへの応用を見据えると、検証すべき点はまだまだ多い。
例えばタイミングの乱れを抑える方法について、高木氏は、「利き手を矯正された人の方がタイミングの乱れが少ないため、トレーニングによって改善可能なことは分かっている。ただ、具体的な方法までは特定できていない」と語る。他にも、筋活動のタイミングを制御する脳部位や神経表現の特定や、疾患による運動失調、運動発達、加齢変化との関係など、明らかにすべきことは多岐にわたる。
NTTでは、筋電図などを用いずにタイミングの乱れが計測できる前述の円運動の手法などを活用して、多様な外部機関と共同でフィールド検証を続けていく予定だ。









