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Qwen、8GB環境で動く軽量AIモデル OpenAIに迫る衝撃性能

2026年03月03日 12時00分更新

文● G.Raymond 編集●ASCII

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 中国アリババグループのQwenチームは3月2日、AIモデルQwenシリーズ最新世代「Qwen3.5」小規模版を公開した。9B、4B、2B、0.8Bの4種類。モデルはオープンウェイトとして提供され、Hugging Faceなどからダウンロードできる。モデルはApache 2.0ライセンスで公開されており、商用利用も可能だ。

 公表されたベンチマークスコアでは、Qwen3.5-9Bが一部項目でOpenAIの「GPT-OSS-120B」に迫る、あるいは上回るスコアを示す分野も見られた。特にGPQA DiamondやC-Eval、MMMLUなど知識・推論系ベンチマークで健闘している。

 公式の動作仕様は確認できないものの、AI実行環境のLM Studio公式アカウントは「Qwen3.5-9Bはローカル環境で約7GBあれば動作する」としている。これは量子化モデルを前提とした実行環境とみられ、一般的な8GB級GPUでも運用可能と思われる。

 Qwen3.5は、テキストと画像を統合的に扱うマルチモーダル基盤を特徴とし、効率的なMixture-of-Experts構造や大規模強化学習による汎化性能の向上を掲げるモデル。小規模モデルの追加により、開発者や企業は用途やハードウェア環境に応じてモデルサイズを選択できるようになった。

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