Anthropicは2月18日、新AIモデル「Claude Sonnet 4.6」を発表した。Sonnetシリーズの最新モデルで、コーディング、コンピューター操作、長文コンテキスト推論、エージェント計画、ナレッジワーク、デザイン分野などで全面的に能力を引き上げたという。ベータ版では100万トークンのコンテキスト長にも対応する。
従来のSonnet 4.5と同一価格で提供され、100万トークンあたり入力3ドル、出力15ドルから利用できる。ウェブ版の「Claude」やClaude Coworkでは、標準モデルとして既に適用されている。
性能面では、従来は上位モデル「Opus」クラスが必要とされた業務レベルのタスクが、Sonnet 4.6で実行可能になったという。社内テストでは、開発者が約70%の割合でSonnet 4.5よりもSonnet 4.6を選び、2025年11月発表の上位モデル「Claude Opus 4.5」よりも好まれた割合が59%に上ったという。不十分な応答が減り、指示追従性や一貫性が向上した点が評価された。
中でも、コンピューターの操作能力は大きく進化した。専用APIを介さず、仮想マウスやキーボード操作を通じて既存ソフトウェアを扱う能力が強化された。AIのコンピューター利用能力を測るベンチマーク「OSWorld」では、過去16ヵ月でSonnet系モデルのスコアが着実に上昇しており、複雑なスプレッドシート操作や多段階のフォーム入力などで人間に近い水準に到達したという。
推論能力も強化された。100万トークンの長大なコンテキストを扱いながら有効に推論でき、コードベース全体や長文契約書、複数の研究論文を一度に処理可能だという。企業文書読解能力を測る「OfficeQA」では、上位モデル「Opus 4.6」と同等の性能を示したとしている。
Excel向けアドインではMCPコネクターに対応し、外部データサービスと連携できるようになっている。






