このスマホ、ホントに買い? 話題のスマホ徹底レビュー 第561回
「nubia Flip 3」で折りたたみスマホの民主化が加速。デカくなった外画面と軽量ボディーが魅力!
2026年01月27日 12時00分更新
ZTE傘下のnubiaが発売している「nubia Flip 3」は、同ブランド3機種目のフリップ型(縦折り型)のスマートフォンだ。より大きくなったサブディスプレーやバッテリー容量の増加など、前モデルを進化させた完成度の高い製品である。
4型の衝撃! サブが「メイン」を食いにきた
ZTEのサブブランドという位置づけのnubiaスマートフォンは、日本でも複数のモデルが展開されている。このうちフリップ型のモデルは、2024年2月にワイモバイル向けに発表された「Libero Flip」と同年3月発表の「nubia Flip 5G」の同型2製品を皮切りに、2025年1月に「nubia Flip 2」が登場、そして今回の「nubia Flip 3」で3機種目のモデルとなる。
nubia Flip 3の最大の特徴は、閉じた状態での大型化されたサブディスプレーで、前モデルの3型から4型へとサイズアップされた。大型サブディスプレーはすでにモトローラやサムスンのフリップモデルも採用しており、アプリの利用やAIサービスなどに活用可能だ。カメラは5000万画素の広角に加え、新たに1200万画素の超広角が加わった。
チップセットはMediaTekのDimensity 7400Xを搭載、前モデルの7300Xから順当な進化となっている。ミドルハイクラスの製品となるが、その分、価格競争力は高い。なお、背面に見える小さな点はLEDフラッシュだ。
厚みは増したが「軽い」
手になじむ絶妙なフォルム
閉じたときの本体サイズは約87×76×15.9mm。モトローラやサムスンの製品とあまり変わらない(ただしサムスンのGalaxy Z Flip7は厚さが13.7mm)。また重量は187gで、両社製品よりわずかに軽い。本体の形状は角をかなり落とした丸みのあるデザインになっているので、手に持ってみると実サイズよりも薄く感じられる。
メジャーメーカー以外の折りたたみスマホではあるものの、全体の質感も悪くなく、1台目のスマートフォンとしても十分使えるレベルに達している。歴代モデルはいずれも日本が最初の発売国になっていたように、本製品も日本が世界初の販売国だ。
本体を開けば6.9型(1188×2790ドット)のディスプレーが現れる。ディスプレーサイズと3200万画素のフロントカメラは歴代モデルと数字上は同じだ。開いた状態では、一般的なスマートフォンと使い勝手は変わらない。
開いた状態で背面側を見ると、サブディスプレーが上ブタ側全体に広がっていることから、上半分が光沢、下半分がマットという特徴的な外観となる。また、背面のLEDフラッシュは本体を開いたときに利用することが可能だ。
開いたときの本体サイズは約170×76×7.5mm。前モデルより0.3mm厚くなった。バッテリー容量も4325mAhから4610mAhへとアップしている。しかし重量は193gから187gと、前モデルより6gも軽くなった。
SIMカードスロットは、前モデルでは本体左上部にあったが、nubia Flip 3では下部に移動した。個人的にはこの場所のほうが使いやすい。
縦長画面をどう使いこなす?
4型サブディスプレーが切り拓く新体験
nubia Flip 3のサブディスプレーは上ブタ側いっぱいに広がっているが、デュアルカメラのエリアは表示が隠れてしまう。ただし、全画面表示できるのは一部のアプリやウィジェットだけであるため、実用上はあまり問題にはならないだろう。
サブディスプレーのカスタマイズは設定画面の「サブディスプレイ」からできる。壁紙は自分で撮影した写真などを自由に表示可能だ。また、ウィジェットは「スクリーン設定」からできるが、現時点では天気、タイマー、AIの3種類のみ。今後種類が増えることに期待したい。さらに、サブディスプレーで利用するアプリの登録も、この設定画面からできる。
4型サブディスプレーの全画面を利用できるのは、ウィジェットでは天気のみ。タイマーやAIウィジェットはカメラ部分を避けた縦表示となる。この表示領域の解像度は公開されていないが、前モデルnubia Flip 2とほぼ同等のようだ。アプリも基本的には縦表示となる。
カメラアプリの表示にはやや特徴がある。写真撮影時は全画面を利用、写真表示時は4:3の場合、右側の縦画面の中央部分が表示される。また、動画撮影時は縦画面部分のみを使用、左側には直前に撮影した動画のサムネイルが表示される。そして、動画を再生すると右側での縦再生となる。

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