複数のサービスに組み込まれた「機能」としてのVeo 3.1
Veo 3.1は単一の専用アプリではなく、複数のサービスで機能として提供されている。どこから使うのかが一つに決まっていない点は、最初に押さえておきたい。
たとえば、とりあえず触ってみたい、発想出しや試作を手早くしたいといった用途なら、対話型UIの「Gemini」が入口になる。
編集まで一気にやりたいなら「Flow」、システムや業務フローに組み込むなら「API/Vertex AI」、業務向けの動画制作なら「Google Vids」といった具合だ。
とはいえ、いずれの場合もVeo 3.1は短尺の動画素材を供給する役割に徹している。
まず試すならGemini版のVeo 3.1
GeminiでVeo 3.1を使う場合は、チャット画面のメニューから動画生成を選び、テキストでシーンを指示するだけでいい。動画制作というよりその場で試す感覚に近い。
Geminiの強みは生成結果をその場で再生し、方向性が合っているかをすぐ確認できる即時性にある。企画段階でのイメージ共有や、Shorts向け素材の雰囲気確認といった用途では、この軽さが効いてくる。
一方で、Geminiは作り込む場所ではない。カメラワークや構図、演出を細かく詰める機能は限定的で、基本は短尺素材の試作向けだ。
また、Gemini上の動画生成には回数制限があり、条件や状況によって生成が通らないケースもある。上限はプランや時期によって変わるため、無制限に試行錯誤できるわけではない。

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