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年末年始に自作するならコレ! 定番のRyzenとRadeonで組む小型ピラーレスゲーミングPC

2025年12月22日 18時00分更新

文● 藤田 忠 編集●北村/ASCII

提供: 日本AMD

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マザーボードも抜かりなし

 マザーボードは1万5000円前後のASRock「B850M-X WiFi R2.0」だ。

ASRock Micro ATXマザーボード「B850M-X WiFi R2.0」。コストを抑えた自作に狙い目のマザーボードとなっている

 コストを抑えたモデルではあるが、ネットワークには昨今のPCに欠かせない無線LANとBluetoothのほか、2.5ギガビット有線LANが搭載されている。無線LANは6GHz帯に対応するWi-Fi 6Eを搭載しているので、安定した高速通信が可能だ。

M.2形状のWi-Fiカードが搭載されている

 そのほかにも、PCIe5.0対応のビデオカード用×16拡張スロットと、M.2 SSD用の「Blazing M.2 ソケット」に、PCIe4.0×4 NVMe M.2 SSDを増設できる「ハイパー M.2 ソケット」と、必要とされる基本スペックを備えている。

DDR5メモリースロットは、従来品より少ない2基となる

PCIe5.0×4動作に対応する「Blazing M.2 ソケット」には、板状M.2ヒートシンクを装備する

ストレージは「ハイパー M.2 ソケット」で増設可能だ

M.2 SSDの固定はツールレスになっている

ファン用コネクターとLEDヘッダーピンは十分な数を備える

ARGBファン搭載CPUクーラーで鮮やかに彩る

 CPUクーラーには、CPUを冷やしながら、彩りを追加できるCPS「RT400-ARGB-BK」を選んだ。2800円前後の手ごろな価格だが、8コア/16スレッドで動作するRyzen 7 9700Xの性能をしっかり引き出せる冷却性能を誇る。

シングルヒートシンク&ファン仕様の「RT400-ARGB-BK」

意図したわけではないが「RT400-ARGB-BK」と、PCケース標準搭載のARGBファンとの発光色がマッチしていた

 組みやすさにも影響する電源ユニットには、容量750Wで7000円前後の手ごろな価格帯となるASRock「PRO-750B」を選んでいる。

80PLUS BRONZEを取得するASRock「PRO-750B」。各種電源ケーブルは接続済みだが、取り回ししやすいフラットケーブルを採用している

使用しないケーブルは、PCケース取り付け前に、結束バンドでまとめておくのがおすすめ

電源ケーブルの構成。PCIe 12V-2×6(450W)を備えているため、PCIe補助電源8(6+2)ピンコネクター×1、CPU12V 4+4ピンコネクター×1になる。本構成はこれで問題なし

 高騰中かつ在庫が枯渇してきているメモリーとSSDは、記事執筆時点の価格とおすすめ品で選んでいる。この2つは週末や年末年始の特価品や、そのとき在庫のある製品を組み合わせてほしい。

 記事執筆時点の総額は、Windows 11 Homeを含めて、22万7800円前後だ。フルHD解像度のゲーミングディスプレーを含め、予算25万円台に収められるだろう。

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