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年末年始に自作するならコレ! 定番のRyzenとRadeonで組む小型ピラーレスゲーミングPC

2025年12月22日 18時00分更新

文● 藤田 忠 編集●北村/ASCII

提供: 日本AMD

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 PC購入の大きな理由のひとつと言えばゲームプレイだが、そのスペックはピンキリ。予算の範囲内で満足のいくPCを組むには、高いハードルが待ち構えている。このハードルを飛び越しやすいように、旬な要素を盛り込んだPCパーツ構成を考えたので、紹介していこう。

 定番中の定番と言えるAMD Ryzen™とRadeon™を組み合わせたのをはじめ、「ゲームとクリエイティブ作業」「高リフレッシュレートゲーミング」「LEDイルミネーションとパーツを楽しめるピラーレスデザイン」「デスク上に設置できるケースサイズ」「PC予算25万円以内」といった点を押さえたのが、このピラーレスゲーミングPCになる。

奥行きを抑えたキューブ形状に近いデザインを採用したコンパクトピラーレスPCケースのOkinos「Okinos Mirage 4 ARGB」で組み上げた

 大きなポイントは、ゲームプレイへの影響度が大きい、「高リフレッシュレートゲーミング」だ。1秒間に120枚の画像を表示して、滑らかな描画でプレイできるリフレッシュレート120Hz駆動は、PlayStation 5、Xbox Series X/Sでも楽しめるが、PCならその倍の240Hz駆動を狙えるのだ。

 そういった240Hz対応ゲーミングディスプレーは、1920×1080ドットのフルHD解像度なら、2万円切りから選べるようになっている。視点移動や敵への照準(エイム)、ダッシュからのスライディングなど、動きが激しいFPSゲームタイトルを主にプレイするなら、積極的に狙っていきたいところだ。

 ビデオカードの負荷が軽~中量級FPSゲームタイトルとなる「ヴァロラント」「レインボーシックス シージ X」「エーペックスレジェンズ」といった定番に加え、最新タイトルの「コール オブ デューティ: ブラックオプス7」や「アークレイダース」を、144~240Hz駆動で楽しめるようになっている。

FPSゲームタイトルのプレイに狙い目な23.8型フルHD解像度のAcer「Nitro VG240YW3bmiipx」。リフレッシュレート240Hz対応で、1万9900円となっている

ゲーミングディスプレー込みで約25万円を狙う

 コンセプトをクリアーしながら、フルHDゲーミングディスプレーを加えても、予算25万円台で収められるように自作PCパーツ一式を選んでみた。

パーツ構成
CPU AMD「Ryzen 7 9700X」
(8コア/16スレッド、最大5.2GHz)
5万円前後
CPUクーラー CPS「RT400-ARGB-BK」
(サイドフロー、120mm)
2800円前後
マザーボード ASRock「B850M-X WiFi R2.0」
(AMD B850、Micro ATX)
1万5000円前後
メモリー DDR5-5600 16GB×2 6万5000円前後
ストレージ サムスン「990 EVO Plus MZ-V9S1T0B-IT」
(M.2 SSD 1TB、PCIe4.0×4)
1万6000円前後
ビデオカード ASRock「Radeon RX 9060 XT Challenger 8GB OC」
(AMD Radeon RX 9060 XT、8GB GDDR6)
4万9000円前後
PCケース Okinos「Okinos Mirage 4 ARGB」
(ピラーレス、Micro ATX)
7000円前後
電源ユニット ASRock「PRO-750B」(750W、80PLUS BRONZE) 7000円前後
OS マイクロソフト「Windows 11 Home」リテール版 1万6000円前後
総額(税込)   22万7800円前後

※価格は12月22日調べ。店頭価格ならびに在庫を保証するものではありません。

 PCパフォーマンスに影響するCPUとビデオカードには、今自作PCの定番と言えるAMD Ryzen™ 7 9700XとRadeon™ RX 9060 XTの組み合わせを選択した。

 CPUのRyzen 7 9700Xは、8コア/16スレッドなのが大きなポイントになる。CPU負荷の高いゲームはもちろんのこと、ゲームプレイ中の録画や録画した動画の編集といったクリエイティブな作業もサクサクと進められる。

Ryzen 7 9700Xのタスクマネージャー。16スレッドで認識、動作し、動作クロックは、最大で5.5GHz台に達する

CPU情報を表示するCPU-Zのステータス画面。標準TDPは65Wだが、マザーボードのUEFIで、105W動作に引き上げることもできる

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