GPUボックスは性能とロマンを追加できるアイテムだ!

どこでも持ち運べるゲーミングUMPCの可能性感じた! ROG Xbox Ally XとGPU内蔵ドッキングステーションで広がるPCの世界

文●タカフグ 編集●ASCII

提供: ASUS

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ROG XG Mobileで強力ゲーミングPCに!

 携帯してどこでも、どんな姿勢でもゲームができる、というのがゲーミングUMPCの魅力だが、必ずしもそうした使い方だけがROG Xbox Ally Xの用途ではない。ROG Xbox Ally Xは周辺デバイスで拡張することで、さらにその可能性を広げることができる。

 ROG Xbox Ally Xと組み合わせるのにオススメしたいのが、ASUSの「ROG XG Mobile」(2025年モデル)だ。

ROG Xbox Ally XとXG Mobile

ASUSの最新外付けGPUボックス、ROG XG Mobile(2025年モデル)

 ROG XG Mobileは同社の外付けGPUボックスシリーズ。最新の世代では、 「GeForce RTX 5090 Laptop GPU」もしくは「GeForce RTX 5070 Ti Laptop GPU」を搭載したモデルがラインアップされている。

 通常、ノートPCやUMPCのようなマシンでは、GPUの付け替えを行うことは難しい。CPU内蔵GPUを使うか、dGPUでも筐体に内蔵され基本的には触れない作りになっている。しかし、外付けGPUボックスを使うことで後付けでGPU性能を拡張することが可能となっている。

 ROG XG Mobileシリーズは、2023年発売の前モデルまではPCとの接続に専用の端子を用いていたため、特定のASUS製品でしか利用できなかった。しかし、今世代からはThunderbolt 5端子を搭載したことで、汎用端子でも接続できるようになった。

 PC側は、Thunderbolt 4以上もしくはUSB4を搭載していれば、接続することが可能だ。ROG Xbox Ally XにはUSB4端子が搭載されているため、問題なく使用可能だ。

ROG Xbox Ally XとXG Mobile

ROG Xbox Ally Xには、USB4とUSB 3.2 Gen 2 Type-C端子が用意されているため、外付けGPUボックスが利用できる。ちなみに、下位モデルのROG Xbox AllyはどちらもUSB 3.2 Gen 2 Type-Cなので、ROG XG Mobileは使用できない

 セットアップする際は、ROG XG Mobileを電源につなぎ、付属のケーブルでPCに接続するだけでいい。PCがROG XG Mobileを認識したら、必要なドライバーやソフトウェアをインストールする必要があるが、ASUSのユーティリティーである「Armoury Crate」を使えば、必要なドライバーなどをアップデートセンターからまとめてインストールできるのでわかりやすい。

 なお、ROG XG Mobile(2025年モデル)を使用するには、OSがWindows 11 24H2以降である必要がある。PCのOSについては事前に確認・アップデートしておくとスムーズだ。セットアップ方法などは公式の動画チュートリアルでも確認できる。

 

 セットアップが完了したら、接続しているだけで強力なGPUが使用できるようになる。最新のROG XG Mobileが搭載するGeForce RTX 50シリーズでは、対応ゲームならマルチフレーム生成を使用できるため、ハードウェア性能以上にゲームパフォーマンスの向上が見込めるだろう。

 また、ROG XG MobileはGPUを強化する以外にも、インターフェースを拡張することができるというのも利点だ。PC接続用のポートのほかに、Thunderbolt 5、USB 3.2 Gen 2 Type-A×2、HDMI 2.1、DisplayPort 、5GbE対応LANポート、SDカードスロットを搭載している。

ROG Xbox Ally XとXG Mobile

ROG XG Mobileのインターフェース。複数のUSBや映像出力ポートなどを備えている

ROG Xbox Ally XとXG Mobile

SDXCに対応したSDカードスロットも搭載

 ROG Xbox Ally Xは、インターフェースがUSBポート2基しか搭載されていないため、デバイスを複数接続して機能を拡張するというのは難しい。しかしROG XG Mobileを使えば、パフォーマンスを高めつつさまざまな形にカスタマイズできる。

 ディスプレーを接続することで大画面で使うことができるほか、アケコンやマウス・キーボードなどゲームに合わせた操作デバイスをつなげることも可能だ。有線LANによって安定したインターネット接続ができ、PCの充電もしてくれる。

 例えば、普段はROG Xbox Ally Xを持ち運んで外出先で使用し、家に帰ってきたらケーブル1本で接続するだけで、高性能なデスクトップスタイルに早変わり……といった使い方もできるわけだ。

 また、ROG XG Mobile自体も大きさが約208(W)×155(D)×29.6(H) mmと、コンパクトに収まっているところもうれしい。机上のスペースを取らないため、デスクトップPCを置くスペースがないという人も使いやすいだろう。重量も1kg未満なので、やろうと思えば持ち運びも可能だ。

ROG Xbox Ally XとXG Mobile

本体がコンパクトであることも、使いやすいポイント

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