ミニPCメーカーのMinisforum(ミニスフォーラム)は、日本公式サイトにてITXマザーボード専用設計の高性能モデル「BD895I SE マザーボード」を発表した。同製品は16コア・32スレッドを備えたAMD Ryzen 9 8945HXプロセッサを搭載しており、あらゆるシーンで高い性能を発揮するという。
「BD895I SE マザーボード」は、ユーザーに高い処理性能を提供する16コア・32スレッドのAMD Ryzen 9 8945HXを搭載する。最大ターボ周波数は5.4GHz、64MBのL3キャッシュによって、4K動画編集や複数の仮想マシン(VM)の同時実行といった重負荷作業でも安定したパフォーマンスを発揮するという。このマザーボードはPCIe 5.0 x16拡張スロットを備えており、フラッグシップクラスのグラフィックスカードに対応。次世代GPU環境を構築することが可能だ。
高速NVMe SSDと大容量メモリに対応する「BD895I SE」には、2つのM.2 2280 PCIe 4.0 x4 SSDスロットとデュアルチャネルのDDR5 5200MHzメモリ(最大96GB)が搭載されており、快適なマルチタスク環境を実現する。さらにHDMI 2.1、DisplayPort 1.4、USB Type-C(Alt DP)、2.5GbE LANなど、豊富なインターフェースを装備しており、最大8K@60Hz、または4Kディスプレイ3画面の同時出力が可能だ。
このマザーボードは、CPUファンとケースファンに対応した冷却設計を特徴とし、BIOSレベルでのファン制御により、高負荷時でも安定した動作を維持する。「BD895I SE」は、高性能と拡張性を求めるITXユーザー向けに設計されており、プロフェッショナルからエンスージアストに至るまで、幅広いユーザー層に最適な選択肢となっている。













