ヤマハが100ギガ時代へ 25GbE対応スイッチ4機種を一挙投入

文●さとまさ 編集⚫︎ASCII

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 ヤマハは12月15日、新たな100ギガ/25ギガビット対応のネットワークスイッチ4モデルを発売した。4つのモデル『SWX2320-30MC』『SWX2322P-30MC』『SWX3220-30MC』『SWX3220-30TCs』は、それぞれインテリジェントL2スイッチおよびスタンダードL3スイッチのシリーズに属している。

 100ギガ/25ギガビット対応スイッチの登場は、インフラの進化を支える主力製品として注目を集めている。『SWX2320-30MC』と『SWX2322P-30MC』は、すでに好評の「SWX232xシリーズ」の性能を継承し、PoE++給電に対応。特に『SWX2322P-30MC』は最大720Wの給電能力を持ち、最新のWi-Fi技術にも対応している。これにより、現場でのフロアスイッチとしての役割をしっかり果たすことができるとしている。

 スタンダードL3スイッチ『SWX3220-30MC』と『SWX3220-30TCs』は、高い冗長性と耐障害性を誇り、企業のコアネットワークに最適化されている。特に、IEEE 1588 PTPv2 BCへの対応により、高精度なメディア同期環境を構築できるため、放送市場でのIPベースの運用にも役立つ。さらに、これらすべてのモデルは、Yamaha Network Organizer (YNO) によるクラウド管理に対応しており、ネットワークの効率的な運用が図れる。

 これらのスイッチを利用することで、企業の基幹ネットワークやProAV市場での高品質メディア伝送が可能になり、次世代のネットワークインフラの強化が実現する。

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