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T教授の「戦略的衝動買い」 第855回

Galaxy Z Fold7用「両面アラミド繊維ケース」をやっぱりの衝動買い

2025年12月06日 12時00分更新

文● T教授、撮影● T教授、編集● ASCII

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MagSafeマグネットはFold7ケース選びの“前提条件”
しかし、数度のテストの末、結局AeroFrameへ戻る

 今回登場した3種類のケース、「PITAKA(片面)」「今回の両面アラミド繊維ケース」「AeroFrame Metal Bumper Case」のいずれもMagSafeマグネットを内蔵している。MagSafe対応アクセサリーによるリングストラップ、車載ホルダー、財布、カードケース、カメラグリップ、卓上スタンド類といった利便性は、Fold7運用においてもはや必須と言ってよい。

 むしろ「MagSafe対応であること」が条件であり、今回のケース選びも例外ではなかった。拡張したFold7の背面サイズは倍ほど大きく、MagSafeアクセサリーの安定感が特に生きるため、筆者にとっては避けられない重要なポイントでもある。

ケース

右から2番目がフレーム式のバンパーケース。これにもMagSafeマグネットはある

 今回の両面ケース、PITAKA(片面)、そしてAeroFrame Metal Bumper Caseを何度も付け替えて比較した結果、筆者は最終的に再びAeroFrameへ戻る決断をした。

 理由は単純で、AeroFrameが最も好みのミーハーさで、動きの派手なGalaxy Z Foldによく似合う。バンパーに凹凸があり指先でもスリップせずグリップしやすい、側面カバーが無く画面の開閉がケース無しと同様容易。また、奇抜なデザインだがMagSafe運用にも支障がなかった。

 両面アラミド繊維ケースの安心感と質感は確かに魅力だが、Fold7の軽快さと快適さを維持するなら、コーナー以外、側面にカバーケースが回り込まない骨格タイプのAeroFrameが総合点で優れたという結論に至った。もちろん実際の総重量は多少重い。

ケース

結局バンパーケースが優秀という判断。ケース探しはまだ続きそうだ

 スマートフォンは、究極的にはケース無しで使うのが理想だろう。しかし滑りやすさや落下リスク、そして「着せ替えによる気分転換」という理由で、人はどうしてもケース沼に落ちてしまう。Foldシリーズは形状が特殊なぶん、ケース側の制約も多いが、それでも市場には魅力的な選択肢が尽きない。

 今回の両面アラミド繊維ケースは、Fold7に旧シリーズの手触りと安心感を取り戻してくれるはずだった。だが同時に、AeroFrameの軽快さと使い勝手の良さも再認識する結果となった。筆者のFold7ケース探しもしばらく続きそうだ。賢明な読者諸兄は筆者の終わりのない旅に引き込まれることなく反面教師として見てほしい。

 
T教授

今回の衝動買い

・アイテム:MagSafe対応マグネット式アラミド繊維薄型軽量Galaxy Z Fold7ケース
・購入:AliExpress
・価格:3000~5000円

T教授

 日本IBMでThinkPadのブランド戦略や製品企画を担当。国立大芸術文化学部教授に転職するも1年で迷走。現在はパートタイマーで、熱中小学校 用務員。「他力創発」をエンジンとする「Thinking Power Project」の商品企画員であり、衝動買いの達人。

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