グーグルは12月2日、デスクトップ版「Google Chrome」のアップデートを公開した。深刻度「高」を含む複数の脆弱性に対応している。
修正された主な脆弱性とOSごとの修正済みバージョンは、それぞれ以下のとおり。
●修正された主な脆弱性
■深刻度(高)
・CVE-2025-13630:V8における型の混乱
・CVE-2025-13631:Google Updaterの不適切な実装
・CVE-2025-13632:DevToolsにおける不適切な実装
・CVE-2025-13633:デジタル認証情報における解放後使用
■深刻度(中)
・CVE-2025-13634:ダウンロードにおける不適切な実装
・CVE-2025-13720:Loaderのキャストが不適切
・CVE-2025-13721:v8での競合
■深刻度(低)
・CVE-2025-13635:ダウンロードにおける不適切な実装
・CVE-2025-13636:Split Viewにおける不適切な実装
・CVE-2025-13637:ダウンロードにおける不適切な実装
・CVE-2025-13638:Media Streamにおける解放後使用
・CVE-2025-13639:WebRTCにおける不適切な実装
・CVE-2025-13640:パスワードの不適切な実装
●OSごとの修正済みバージョン
■デスクトップ版
・Windows:143.0.7499.40 /41
・macOS:143.0.7499.40 /41
・Linux:143.0.7499.40
アップデートは今後数日から数週間かけて順次展開予定。Chromeの設定から手動でアップデートすることも可能だ。













