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グーグル「Chrome」複数の脆弱性 最新版に更新を(2025年12月2日のアップデート)

2025年12月03日 11時55分更新

文● スミーレ(@sumire_kon)

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Google Chromeのロゴ

 グーグルは12月2日、デスクトップ版「Google Chrome」のアップデートを公開した。深刻度「高」を含む複数の脆弱性に対応している。

 修正された主な脆弱性とOSごとの修正済みバージョンは、それぞれ以下のとおり。

●修正された主な脆弱性

■深刻度(高)

・CVE-2025-13630:V8における型の混乱
・CVE-2025-13631:Google Updaterの不適切な実装
・CVE-2025-13632:DevToolsにおける不適切な実装
・CVE-2025-13633:デジタル認証情報における解放後使用

■深刻度(中)

・CVE-2025-13634:ダウンロードにおける不適切な実装
・CVE-2025-13720:Loaderのキャストが不適切
・CVE-2025-13721:v8での競合

■深刻度(低)

・CVE-2025-13635:ダウンロードにおける不適切な実装
・CVE-2025-13636:Split Viewにおける不適切な実装
・CVE-2025-13637:ダウンロードにおける不適切な実装
・CVE-2025-13638:Media Streamにおける解放後使用
・CVE-2025-13639:WebRTCにおける不適切な実装
・CVE-2025-13640:パスワードの不適切な実装

●OSごとの修正済みバージョン

■デスクトップ版

・Windows:143.0.7499.40 /41
・macOS:143.0.7499.40 /41
・Linux:143.0.7499.40

 アップデートは今後数日から数週間かけて順次展開予定。Chromeの設定から手動でアップデートすることも可能だ。

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