小規模な店舗でこそ、DXは差別化の武器になる
DXが飲食店にもたらす変化の幅の広さ、そして効率化の種類はさまざま。ラーメン店に限らず、データ活用は顧客体験の向上と、経営の効率化を同時に実現できる可能性を持っていることが、今回のセッションからも伝わります。
比較的スモールスタートがしやすいことから、個人や小規模な法人が新たにビジネスを始めようと思った際に候補に上がることも多い飲食店。大企業が全国展開するチェーンなどでは、すでにオペレーションがDX化されている傾向が強いですが、中小規模の店舗では、まだまだDX的な仕組みを取り入れて収益の拡大に結びつけている店舗は、それほど多くないのではないでしょうか。
だからこそ、積極的にデジタルの力を借りることは、競合の店舗との差別化にも大いに貢献し得るでしょう。中小規模の企業でこそ強い価値があり、Claris FileMakerなどのツールを使うと、個人レベルでも、ビジネスに必要な開発が“意外に”できてしまう。デジタルが好きだったり、デジタルに強いタイプの店主さん、いまがその“始めどき”かもしれません。
なお、第1部「中小企業のデータDX」については、こちらの記事にまとめていますので、あわせてご覧ください。
Clarisカンファレンス 2025が開催
なお、この記事でレポートしているミライアップデート・ラボ 2025 by ASCIIは、東京都港区の虎ノ門ヒルズフォーラムで開催された「Clarisカンファレンス 2025」で併催したもの。
Clarisカンファレンスは、業務用アプリを自社で作りたい企業の担当者や、既にClaris FileMakerを活用しているパートナー企業に相談したい人、Claris FileMakerについて学びたい人などを対象としたイベントです。
展示ブースやステージセッションでは、Claris FileMakerの新機能や活用事例が紹介され、参加者たちは、自社の業務にClaris FileMakerをどう活かせるか、考えるヒントを得ていました。









