マイクロソフトが、11月中に企業向けの新しいAIエージェントを展開する可能性がある。海外メディア「The Register」によると、同社は企業内で独立したユーザーとして活動する新しいタイプのAIエージェントを開発中で、11月後半には正式発表される見通しだ。
記事によれば、マイクロソフトの新たなAIエージェントは固有のIDを持ち、メールアドレスやTeamsアカウントを与えられる。会議に参加したり、メールやチャットを送受信したり、文書を編集するなど、人間と同様の業務を自律的にできるという。エージェント同士や人間との協働も可能で、利用を通じて学習し性能を高めていくとされる。
製品名は「Agent 365」とみられ、管理者が「A365」ライセンスを割り当てることで運用できる仕組みだ。Teams上から「M365 Agent Store」で入手可能になるとみられており、11月18日から開催されるマイクロソフトの年次イベント「Ignite」での発表が有力視されている。








