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Microsoft Officeアップデートで不具合 Outlook、Wordでエラー発生の可能性

2025年11月07日 16時30分更新

文● スミーレ(@sumire_kon)

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マイクロソフトのロゴ

 マイクロソフトは11月6日、Microsoft 365の「Word」および「Outlook」で、Wordファイルやメールの開封時にエラーが発生する不具合が見付かったことを公表した。

 影響を受けるアプリのバージョンと表示されるエラーの内容は、それぞれ以下のとおり。

●影響を受けるアプリとバージョン

・Microsoft 365 Word:Version 2510 Build 19328.20158
・Microsoft 365 Outlook:Version 2510 Build 19328.20158

●表示されるエラー

「The procedure entry point SetThreadDescription could not be located in the dynamic link library C:\Program Files (x86)\Microsoft Office\root\Office16\wwlib.dll」
(日本語仮訳:プロシージャエントリポイント SetThreadDescription がダイナミックリンクライブラリC:\Program Files (x86)\Microsoft Office\root\Office16\wwlib.dllに見つかりませんでした。)

「Sorry, we’re having trouble opening this item. This could be temporary, but if you see it again you might want to restart Outlook. The text formatting command is not available. It may not be installed correctly. Install Microsoft Outlook again.」
(日本語仮訳:申し訳ございません。このアイテムを開けません。一時的な問題かもしれませんが、再度表示される場合はOutlookを再起動してください。テキスト書式設定コマンドが利用できません。正しくインストールされていない可能性があります。Microsoft Outlookを再インストールしてください)

 同社は本件について調査中とした上で、一時的な回避策として、コマンドプロンプトで以前のバージョンのWord/Outlookに戻す方法を紹介している。

 ただし、この回避策で使用するコマンドが、英語以外の言語を設定したWindowsでも正常に動作するかは明らかにしていない。

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