darkFlash、新型M-ATXケース『F1』を11月14日発売
タイムリーは、11月14日にdarkFlashの新型PCケース『F1』を発売する。価格は12,980円。コンパクトなM-ATX規格対応ケースながら、GPU冷却効率を最優先した設計が大きな特徴だ。
GPU直下から吸気する合理的なエアフローデザイン
F1では、PC内部で最も熱を発する電源ユニットを底部に独立配置。マザーボード側と完全に区分けすることで、冷却効率を最大化している。
吸気はグラフィックボード直下から新鮮なエアを取り込み、上面および背面へと排気する仕組み。これにより、GPU周辺の熱を効率よく逃がす理想的なエアフローを実現した。
さらに、マザーボード裏面のサイドパネルには多孔デザインを採用。ケース全体の吸排気性能を底上げしている。
上部には最大360mmラジエーターの取り付けに対応し、空冷CPUクーラーも高さ185mmまでサポート。高性能CPUやGPUを組み合わせたハイエンド構成でも安心して冷却できる。
最大9基の120mmファンを搭載可能
F1は、現代の高発熱パーツに対応する高エアフロー設計も魅力だ。前方側面に2基、上面に3基、底面に3基、背面に1基の120mmファンを搭載できる。
特に底面から吸い上げるフレッシュエアがGPUを直接冷却する構造は、理にかなった熱処理設計といえるだろう。
高速USBと工具レス構造で組みやすさも追求
利便性にも抜かりはない。ケース底部の側面に配置されたI/Oポートは、デスク上でのアクセスが容易。USB3.2 Gen2およびGen1をサポートする高速USB端子を搭載し、各種デバイスとの接続性も充実している。
また、ASUS BTF規格やMSI PROJECT ZEROシリーズといったマザーボード裏面配線対応規格にも対応。配線をすっきりまとめられ、組み立ても簡単だ。さらに左右サイドパネルは工具レス構造で、清掃やパーツ交換の際もストレスなく扱える。
カラーバリエーション
F1は2種類のカラーをラインナップしている。ブラック(F1-BLACK)とホワイト&ブラック(F1-B&W-COMBO)の2モデルを用意。それぞれ異なるスタイルに合わせて選べる設計だ。
まとめ
darkFlash『F1』は、GPU冷却効率とビルドのしやすさを両立したM-ATXケース。エアフロー性能を重視したい、裏配線対応でスッキリ組みたい――そんな自作PCユーザーにとって注目すべき新モデルとなりそうだ。















