サイコムは、SFIリーシングを指定リース会社として、10月16日より法人向けPCリースサービスを開始すると発表した。対象となるのは、同社が提供するすべてのワークステーションおよびBTOパソコンであり、企業は初期投資を抑えながら最新のPC環境を導入できる新たな選択肢を得ることになる。
法人において、業務用PCや高性能ワークステーションの更新は、コスト面で大きな課題となっている。サイコムはこの課題に対応するため、初期費用を抑えつつ柔軟にPCを調達できるリースオプションを導入した。これにより、AI開発や映像制作、ゲーム開発など、さまざまな用途で求められる高性能PCを効率的に導入することが可能となる。
リース対象モデルの中でも特に注目されているのが、初期導入に最適な「Lepton Novos Pro WS3600B860」である。このモデルには、Intel Core Ultra 9 285Kプロセッサー、NVIDIA GeForce RTX 5090ビデオカード、そして1TB SSDが搭載されており、価格は996,850円。リース期間5年の場合、月額は18,000円(税別)で利用できる。
そのほかにも、映像編集に適した「Lepton Motion Pro X870/A」や、AI・HPC分野に特化した「Lepton WS4000TRX50A」など、法人ニーズに応える複数のモデルがラインアップされている。
リースの申し込みはサイコム公式サイトから可能。法人向けリースサービスの開始により、企業は最新のPC技術をコスト効率よく活用し、業務効率や開発生産性の向上が期待されている。


