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マウスのミニタワー型ゲーミングPCに新ケース登場! デザイン刷新で魅力がさらにアップした「G TUNE DG-I7G7T」

文●山口優 編集●ハイサイ比嘉

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高解像度の動画編集も快適なパフォーマンスと静音性

 「G TUNE DG-I7G7T」は、CPUにCore Ultra 7 265(Pコア:8、Pコア:12、20スレッド、最大5.30GHz)を、グラフィックスにNVIDIA GeForce RTX 5070 Ti(16GB GDDR7)を搭載しており、ミドルクラスのゲーミングPCとしては十分なパフォーマンスを持っている。

 Core Ultra 7 265は、高性能のPコアを8基、高効率のEコアを12基備えた20コア20スレッドのプロセッサーで、最大5.30GHzで動作する。 GeForce RTX 5070 TiはBlackwell アーキテクチャを採用し、前世代からは処理能力やAIが大幅に強化されている。評価機の主な構成は次のとおり。

「G TUNE DG-I7G7T」試用機の主な仕様
CPU Core Ultra 7 265(Pコア:8、Pコア:12、20スレッド、最大5.30GHz)
グラフィックス NVIDIA GeForce RTX 5070 Ti
メモリー 32GB(16GB×2/デュアルチャネル)
ストレージ 2TB(NVMe Gen4×4)

 普段使いやカジュアルなゲームユーザーには十分すぎるスペックだが、どのくらいのパフォーマンスがあるのだろうか? そこでその性能をチェックするためベンチマークテストをいくつか実行してみることにした。

 まず、PCの総合的なパフォーマンスをチェックするPCMark 10を試してみたところ、次のようになった。

PCMARK10では、いずれのスコアも快適さの目安を上回っていた

PCMARK 10スコア
総合スコア 9444
Essentials 11137
Productivity 10730
Digital Content Creation 19127

 快適さの目安は、基本性能を示すEssentialsが4100以上、ビジネスアプリのパフォーマンスを示すProductivityが4500以上、クリエイティブ系アプリのパフォーマンスを示すDigital Content Creationが3450以上となっているが、そのいずれも倍以上となった。ゲーミングPCだけあってグラフィックス性能が影響するDigital Content Creationのスコアの高さが目立つ。ゲーム実況や動画編集のような負荷の高い用途にも、十分対応できる性能を持っていることがわかる。

 次に、『ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシー ベンチマーク』を試してみたところ、次の結果になった。

「ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシー ベンチマーク」の結果

『ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシー ベンチマーク』実行結果
解像度 品質 スコア 評価
1920×1080 最高品質 25751 非常に快適
2560×1440 最高品質 21964 非常に快適
3840×2160 標準品質 19055 非常に快適
3840×2160 高品質 15686 非常に快適
3840×2160 最高品質 14280 とても快適

 ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシーのような重さのゲームなら、フルHDはもちろん、WQHD(2560×1440)や4K(3840×2160)でも快適に楽しめることが分かる。定番のゲームや話題のゲームを気軽に遊んでみたいというライトゲーマーには十分すぎる性能と言えそうだ。

普段使いやクリエイティブ用途にもオススメ

 ミニタワーながら大型グラフィックスカードを搭載できる内部レイアウトや冷却性能を実現し、LEDライティングやガラスサイドパネル、上面トレー、カバー付きインターフェース、ヘッドホンホルダーなどのゲームを楽しむための機構を満載した「G TUNE DGシリーズ」。基本性能が高く動作も安定しているため、PCゲームの入門者やカジュアルゲーマーはもちろん、普段使いや動画編集などのクリエイティブ用途にも魅力的な製品に仕上がっている。

 今回試したモデル「G TUNE DG-I7G7T」の場合、Core Ultra 7 265、RTX 5070 Ti、32GBメモリー、2TB SSDを搭載して40万9800円~という価格を実現しており、最新PCゲームを存分に楽しめる性能を持っていることを考えると十分納得のいく価格だ。マウスコンピューターの直販サイトでは、このほかにもCPUやグラフィックスなどの構成の違いにより複数モデルが用意されており、最安モデルは17万9800円~で購入できる。いずれもゲーマーフレンドリーな使い勝手や拡張性・メンテナンス性の高さは共通なので、用途や遊びたいゲーム、そして予算に合わせて選んでほしい。

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