LVMHウォッチ・ジュエリー ジャパン タグ・ホイヤーは10月9日、コネクテッドウォッチの第5世代モデルとなる「TAG Heuer Connected Calibre E5」(以下、Calibre E5)を発表した。スイスの伝統的な時計製造技術と、10年にわたり培ってきた独自のデジタル技術を融合。デザインを洗練させるとともに、新開発の独自OSを搭載し、パフォーマンスとユーザー体験を大幅に向上させた。
伝統のデザインに最新技術を凝縮、選べる2サイズ展開
Calibre E5は、従来の45mmケースに加えて新たに40mmケースを追加し、より多くのユーザーが選びやすいラインアップとなった。ケース構造も改良され、ラグのファセット加工や滑らかなプッシュボタンにより、高級腕時計としての質感を高めている。ストラップは交換可能なシステムを新たに搭載し、ラバーやレザー、メタルなど多彩な素材から選択できる。
ケース素材は、45mmモデルがセラミック製ベゼルを備えたステンレススチール製と、サンドブラスト仕上げにブラックDLCコーティングを施したチタン製の2種類。40mmモデルはポリッシュ仕上げのステンレススチール製にドーム型サファイアクリスタルを合わせ、さらにローズゴールドPVDコーティングを施したバリエーションも用意する。ウォッチフェイスも「カレラ」や「アクアレーサー」など、同社の機械式時計のヘリテージを反映したデザインを多数収録し、カスタマイズの幅を広げた。
心臓部には、自社開発の独自インターフェース「TAG Heuer OS」を搭載。すっきりとした表示と直感的なナビゲーションを実現したほか、内蔵スピーカーとマイクによる音声通話にも対応する。バッテリー性能も向上し、45mmモデルで最大3日間、40mmモデルでは最大2日間の駆動が可能。ペアリング時間も従来比で5分の1に短縮され、MFi(Made for iPhone/iPod/iPad)認証によりiPhoneとの互換性も確保している。
ウェルネス機能も強化し、消費カロリーや歩数、心拍数などを記録するアプリを刷新。今後は睡眠トラッキング機能も統合され、血中酸素飽和度(SpO₂)や呼吸数などを分析し、総合的な健康管理をサポートする。また、ランニングやゴルフといったスポーツ向け機能も進化。特にゴルフ機能では、コースマップのオートズーム表示や自動スコアリング機能が強化され、より快適なプレー体験を提供する。
価格は、45mmステンレススチールケースのラバーストラップモデル(SBT8A10.BT6292)が24万7500円、40mmステンレススチールケースのラバーストラップモデル(SBT8010.BT0002)が23万1000円などとなっている。












