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グーグル「Chrome」に深刻度”高”の脆弱性 最新版で修正

2025年10月03日 12時45分更新

文● スミーレ(@sumire_kon)

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Google Chromeのロゴ

 グーグルは9月30日、デスクトップおよびAndroid版の「Google Chrome」で、脆弱性の修正を含むアップデートを公開した。深刻度「高」を含む複数の脆弱性に対応している。

 修正された主な脆弱性とOSごとの修正済みバージョンは、以下のとおり。

●修正された主な脆弱性

■深刻度(高)

・CVE-2025-11205:WebGPUにおけるヒープバッファオーバーフロー
・CVE-2025-11206:Videoにおけるヒープバッファオーバーフロー

■深刻度(中)

・CVE-2025-11207:ストレージにおけるサイドチャネル情報漏洩
・CVE-2025-11208:Mediaにおける不適切な実装
・CVE-2025-11209:Omniboxの不適切な実装
・CVE-2025-11210:Tabにおけるサイドチャネル情報漏洩
・CVE-2025-11211:Mediaにおける境界外読み取り
・CVE-2025-11212:Mediaにおける不適切な実装
・CVE-2025-11213:Omniboxの不適切な実装
・CVE-2025-11215:V8で1つのエラーがオフになっている

■深刻度(低)

・CVE-2025-11216:ストレージにおける不適切な実装
・CVE-2025-11219:V8の解放後使用

●OSごとの修正済みバージョン

■デスクトップ版

・Windows:141.0.7390.54/55
・macOS:141.0.7390.54/55
・Linux:141.0.7390.54

■モバイル版

・Android:141.0.7390.43

 デスクトップ版のアップデートは今後、数日から数週間かけて順次展開予定。Chromeの設定から手動でアップデートすることも可能だ。Android版については、数日中にGoogle Playでの公開を予定している。

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