触って驚きの快適さ! 165Hzのスムーズ駆動と薄型ボディでゲームも作業も爆速体験できるノートPC「GIGABYTE GAMING A16 GA6H」

文●勝田 有一朗 編集●北村/ASCII

提供: 日本ギガバイト

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

独自AIエージェント「GiMATE」

 GAMING A16 GA6Hには動作モードなどを設定するシステム管理アプリ「GiMATE」が付属している。このGiMATEにはAIが組み込まれており、AIエージェントとして使用環境に合わせた最適な設定を行なってくれるのが特徴だ。

主に動作モード変更に用いるAIエージェント「GiMATE」

 具体的には、動作モード変更やバッテリー充電オプションの変更、冷却システムの調整、オーディオの調整、キーボードバックライトの変更などの設定ができる。これにAIが加わることで、ユーザーの声の指示によって適切な設定を行なってくれたり、状況に合わせてマイクのノイズ除去やスピーカー音響調整などを自動で処理する仕組みになっている。

システム設定ではバッテリー充電オプションなどを設定可能。バッテリーのフル充電を避けて寿命を延ばすこともできる

 動作モードは「バランスモード」「ゲームモード」「クリエーターモード」「省電力モード」「オンライン会議モード」の5つのモードが用意されており、それぞれはCPUの電力設定などを制限することでパフォーマンスと発熱、消費電力の調整をしている。

 基本的にはバランスモードを設定しておけば大丈夫だが、最も高いパフォーマンスを発揮するのはゲームモードだ。今回の場合はGAMING A16 GA6Hのフルパワー性能を確認するため、各種検証はゲームモードに設定した上で進めている。

各動作モードごとのプロファイルを変更できる

旧世代CPUと最新GPUの組み合わせで良コスパを実現か

 GAMING A16 GA6Hが搭載するCPUは、第13世代インテルCoreプロセッサーのモバイル向けアッパーミドルレンジモデルに位置する「Core i7-13620H」。性能重視のPコアを6基、効率重視のEコアを4基搭載する合計10コア/16スレッドのハイブリッド・アーキテクチャーCPUだ。最大ブースト時の動作クロックは4.9GHzに達する。

 モバイル向けとしては強力な部類のCPUだが、いかんせん現行CPU「Core Ultra 7 265HX」などから見ると2世代前のCPUとなってしまう。ただ、2世代前のCPUを採用することで、ゲーミングパフォーマンスを十分確保しながらもコスト面で有利に働いている可能性はかなり高い。性能面でもまだまだ第一線で通用するCPUなので、その点は安心していいだろう。

GAMING A16 GA6Hの主なスペック
モデル名 GAMING A16 GA6H
OS Microsoft Windows 11 Pro
プロセッサー Intel Core i7-13620H
(10コア/16スレッド、最大4.9GHz)
グラフィックス NVIDIA GeForce RTX 5070 Laptop GPU GDDR7 8GB
メモリー 32GB(DDR5 16GB×2)
ストレージ 1TB M.2 NVMe SSD
ディスプレー 16.0型WUXGAカラー液晶
1920×1200ドット、リフレッシュレート165Hz
300nits、非光沢
キーボード 日本語キーボード(単色RGBバックライト付き)
インターフェース USB 3.2 Gen1 Type-C(映像出力、PD3.0対応)×1
USB 3.2 Gen1 Type-A×2
1000BASE-T LANポート×1、HDMI×1
ヘッドフォンコンボ
通信規格 1000BASE-T、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.2
Webカメラ FHD IR Webカメラ
スピーカー/マイク 2×2W内蔵スピーカー/内蔵マイク
バッテリー 76Wh
サイズ 約358.3(W)×262.5(D)×22.9(H)mm
本体重量 2.2kg

 CPUのCore i7-13620HにはCPU内蔵グラフィックスとして「Intel UHD Graphics」を備えているが、ゲーミングノートパソコンたるGAMING A16 GA6Hには、より強力なGPUとしてGeForce RTX 5070 Laptop GPUが外部GPUとして搭載されている。4608基のCUDAコアにGDDR7 8GBのビデオメモリーを搭載し、WQHDゲーミング(2560×1440ドット)も十分視野に入る性能を持つGPUだ。

 GAMING A16 GA6Hは、実行負荷に応じてCPU内蔵グラフィックスとRTX 5070 Laptopを自動的に使い分ける「MUXスイッチテクノロジ」を搭載し、低負荷時にはCPU内蔵グラフィックスを用いることでバッテリーの消費を抑えている。ただ、この機能は稀に不具合を起こすことがあるのだが、それについては後ほど触れることにしよう。

CPU-Z(左)とGPU-Z(右)の実行結果

 システムメモリーは標準構成で32GB(DDR5 16GB×2)を搭載。ゲーミング用途、クリエイティブ用途、そしてもちろん普段使いにおいても、現状では十分な容量のはずだ。なお、メモリーを交換することで最大64GBまで搭載できる。

 ストレージは容量1TBのM.2 NVMe SSDを標準搭載。ゲーミング用途ではしばらく安泰な容量と言える。空きのM.2ソケットも1基残っているので、後々増設を考えるのもいいだろう。

過去記事アーカイブ

2025年
01月
02月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
10月
11月
12月
2024年
01月
02月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
10月
11月
12月
2023年
01月
02月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
10月
11月
12月
2022年
01月
02月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
10月
11月
12月
2021年
01月
02月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
10月
11月
12月
2020年
01月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
10月
11月
12月
2019年
01月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
11月
12月
2017年
08月
2015年
04月
09月
2014年
10月
2010年
01月
02月