YouTubeは9月16日、創設20周年に合わせて、次の10年を見据えた新戦略を発表した。Google DeepMindの動画生成AI「Veo 3 Fast」をショート動画制作に無料導入し、動画背景や音声付きの短いクリップを生成できるようにする。日本での提供時期は未定。
動画生成AIによって、動画に動きを加える、スタイルを変える、小道具を挿入するなど、従来の編集ソフトでは時間のかかる作業を簡単にこなせるようになる。「Edit with AI」では、撮影素材から下書きを自動で作成し、「Speech to song」ではセリフをユニークなサウンドトラックへ変換するなど、AIによるサポート機能を増やす。
なお、YouTubeのニール・モーハンCEOは新戦略について「エンターテインメントの未来を握るのは大企業やAIではなく、あくまでクリエイターだ」と説明している。







